
表示では、入力:AC100V 50/60Hz 78VA 出力:DC15V 3A という電源です。重さからして変圧器と整流器を使ったものと推察されます。分解はしてないので実際のところはわかりません。
テスターで測ってみました。

無負荷の出力はDC21Vを示しています。定格表示のDC15Vは3Aの負荷で15Vになるということでしょうか。
もしかして変圧器の端子電圧かも。全波整流をしてコンデンサを入れたとすると、15V×√2=21.2Vになります。
コントローラーのDCS50Kへ接続して線路電源の出力を測ってみました。

ACV50Vレンジで13.5Vを示しています。
同じような性能の電源がないか探したところ、シャープのノートパソコン用電源がありました。重さ328gです。

表示によると、入力:AC100-240V 120-160VA 50/60Hz 出力:DC19V 3.16A となっています。無負荷出力電圧を測ってみると18.5Vです。KATO電源より若干電圧が低いですが、DCS50Kの電源としては許容範囲でしょう。

DCS50Kに接続して出力を測ると13.5Vで、KATO電源と同じです。

線路に供給して車輛を走らせてみました。レール間での電圧を測りましたが13.5Vです。速度制御やコマンドも概ね問題ないようです。
KATO電源は元箱に戻ってもらいました。