2012年08月03日

カツミのCタンク?

HOの蒸機はテンダー機が多く、もう少し小型の機関車があれば・・・ということで、海外通販で中古の0-6-0を導入しました。4月に入荷していたのですが、少し箱を開けて眺めただけで置いていました。
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外箱には GHC とかのマークがありますが、MDE IN JAPAN と記載されています。古い輸出品でしょうか。0-6-0 SIDE TANK SWITCHERとハンコが押されています。
買ったお店が名刺を入れてくれていました。http://www.rockymountaintrains.biz/shop/

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カネとヘッドライトがいかにもアメリカンですが、日本の地方私鉄でも走っていたような雰囲気の機関車です。全体が金色塗装仕上げの完成品 READY TO RUN 製品です。箱の写真にはNMRAカプラーがついていますが、現品にはカプラーがありません。

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真横から見ると、キャブいっぱいにモーターが入っています。コンプレッサとタンクがあるので、エアーブレーキ対応ですね。

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上下分解してみました。大きなウエイトとKTMのモーターです。DV18系のようですが、ブラシの部分が古い構造のようです。カツミのCタンクということでしょうか。カツミの箱に入って日本の模型店に流通したことがあるのかな?
テスト線路で通電したら、何とか動きそうです。ヘッドライトからの配線は車体側に残って、点灯の配線はしてありません。


可動部に潤滑をかけて、運転ボードのエンドレスを周回してみました。C形機ならポイントも何とか通過できそうです。

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カプラーがついていなかったので、寸法的にいけそうなKadee#6を取り付けました。カプラーネジが1.4mmになっているので、ワッシャをかまして止めています。

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集電ブラシは第1・3動輪にかかっていますが、第2動輪は集電していません。ポイントで止まることがあるのは、このあたりが原因かも。貨車編成を引いてみました。

バック運転とか向きを変えたりして周回してみました。古いモーターのわりに低速も効くので、このままで運行に入れそうです。ディーゼル機関車のような音で走るのは、まあ仕方がないか。

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小型のモーターに交換するとキャブが抜けてよいかと思いますが、ギヤが利用できるかわからないですね。集電については改良の余地がありそうです。

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タグ:蒸機 HO
2012年08月03日 23:45 | コメント(4) | 1/87・16.5mm

パワーパックの動作

表示灯類を取り付けた電池式パワーパックですが、電気機関車重連で大電流負荷の運転をやってみました。

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電源のアルカリ電池がだいぶ劣化してきており、大電流になると電圧が上がりません。ゆっくり電圧を上げていったのでは電流が流れても動き出しません。出力の可変抵抗を最大にしておいて、いきなりスイッチを入れる方法で起動しています。

1.1A〜1.2Aくらいの電流で電圧は5Vくらいです。過電流LEDがほのかに点灯しています。しばらくするとポリスイッチが効いてきて出力が低下しますが、ブレーカーのようにいきなりではないので列車への衝撃も少なくて良いです。
ショートや大電流運転をくり返すとパワーパックのケースも暖かくなりますが、これはKATOのパワーパックなどでも同じなので、焼損さえ防げれば大丈夫でしょう。

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回路図を書き直しました。図記号が古いですが、この方がなじんでいるので・・・。(汗)

タグ:電源
2012年08月03日 15:11 | コメント(0) | 模型一般