
プラモールド部品ですが、ABS樹脂で作られているようで、組立説明書には瞬間接着剤を使って取り付けるよう指示があります。

シャーシフレームと呼ぶ台枠に、ブレーキシリンダとエアータンクを取り付けますが、取り付け方の図はありません。凸型の穴を合わせるようになっていて、穴の大きさも違うので、良く確かめれば場所も向きも間違うことなく取り付けられます。

妻板に開閉ポケットと呼ぶパーツをつけますが、そのまま差し込むと穴径が少し狭く、強く押し込んだら衝撃で折れてしまいました。(汗)
結局0.8mm径ドリルで拡げてから取り付けました。折れたパーツは穴に取り付けてから、瞬間接着剤でつなぎ固めるように補修しました。

車体に台枠をネジ止めします。ブレーキロッド類はモールドがなく、アメリカ型貨車キットでいえば、アサーンのレベルくらいのディテールでしょうか。

1両だけ組んで連結器高さを点検してみることにします。カプラーは自連形がモールドされていますがラフなものです。Kadee#711もつけられるということで取り付け図がありますが、ここではIMON HO−101を取り付けました。

台車はT型カラーというパーツを介してタッピングネジで取り付けます。

Kadee#711のハイトゲージで合わせてみます。若干低いような感じです。しかしHO−102を使うほどでもない感じです。

Kadee#209のファイバーワッシャをはさんで見ることにしました。アメリカ型用に作られたものですが、T型カラーの径にうまく合います。

台車をつけなおして、もう一度高さを点検。まだわずかに低い感じはしますが、セキの編成内ならば大丈夫でしょう。#711の機関車と連結しても、何とかいけそうな感じです。

高さ関係の状況も確認できたので、8両分の量産を行いました。
このあとで完成品のページを見ると、カプラーはHO−102を使っているようです。さてどうするか、もう少し先延ばしにしましょう。