先日アメリカから通販で購入したKadeeカプラー#147ですが、KATOのアメリカ型HOディーゼル機関車につけていた#5を全部取り替えることにしました。

ことの発端は、年越し運転会〜新年運転会の際のことです。貨車の十数両編成をKATOの機関車で牽引していたところ、線路状態に若干凹凸があるところで必ず機関車と貨車編成間が解放してしまうのです。こんなことはあまり例がなかったのですが、バックマンの蒸機に交換して牽引すると、何の問題も無く通過していきます。どうも機関車側のカプラーがアヤシイ? とりあえず高さチェックを行ってみると、かなり低めであることがわかりました。

KATO 37−020 EMD GP35 1992.12.25 六甲模型で購入
ハイトゲージに合わせてみると若干低くなっている
購入時の製品のカプラーは何がついていたか定かでないのですが、添付説明書によればkadeeではなくホーンフック型がついていたようです。 いつの頃かkadee#5に取り替えていたのですが、そのときにはハイトゲージでチェックすることもなく、KATOさんの製品なのでそのまま交換すれば大丈夫・・・というような意識でいたものと思われます。しかし高さ違いによる影響が出てしまうのでは困りますので、アンダーセットシャンクのものに変えてみようという次第です。

GP35はプラ製のピンでカプラーを固定しています。ピンを抜いて#5もはずします。

用意した#147を添付のポケットに取り付けてみましたが、標準ポケットに比べて幅が広くなっており、このポケットは利用できません。

#147の本体を#5のポケットに入れることにして、機関車へはめこんでピンを差し込みます。

ハイトゲージと向き合わせてみると、トリップピンも無調整で合うようになりました。

KATO EMD NW2 1994.12.26購入 やっぱり低い

どのくらいの高さなのか測ってみました。ハイトゲージはシャンク中心で10mm高さになっています。NW2の#5は9mmくらいでしょうか、かなり低めです。トリップピンを曲げ直しているような感じです。

#147に交換しました。0.2mmくらい高めになったようです。運転して不具合が出たらワッシャで下げることにしましょう。

KATO ALCO RSC−2 1999.09.26購入 やっぱり低い

RSC−2はプラスネジでとめてあります。

#147に交換しました。

KATO GE C44−9W 1996.07.04購入 kadee#58に交換していますがやっぱり低い

#147に交換しました。

KATO EMD SD40−2 1999.08.01購入 KATOカプラー付きだったようです

#147に交換しました。

KATO EMD SD45 時期不明 やっぱり低い

SD45は真鍮色のマイナスネジでとめてあります。
カプラー取付の仕様は時期によってさまざまなようです。

#147に交換しました。
手持ちのKATO機関車を全部交換したのですが、元のホーンフック型がついていたとしても9mm高さでは低すぎますね。もともとこんな仕様なのでしょうか。それともウチの機関車だけなのか・・・。