2013年08月18日

雄別コハ2

モデルワーゲンの雄別コハ2続きです。

プラリペアは5分/25℃で硬化するそうですが、一日おいてから整形しました。
20130818f.jpg
細目金工用ヤスリ、#240研磨紙などで削ってから、#400研磨紙で形を整えました。

削りすぎたところもあるので、もう一度、造形追加しておきます。
20130818e.jpg
同じような写真で違いがわかりにくいですね。

なお、前記事の廣瀬氏へのコメントでも書きましたが、プラリペアの基本はプラ用造形補修剤ということですが、メーカーサイトでは「金網、ガラス繊維等を包容硬化すれば機械的強度を増強することができ」ることや、金具の補修なども紹介されています。したがって金属に利用しても特に問題はなかろうということで、こんな利用をしています。
このような流線型屋根でキャンバスが覆いかぶさるような感じを出したい場合、金属模型の場合はハンダを盛り上げる方法もありますが、熱の回り具合によって他の接合部への影響もあります。ペーパー車輛ならパテで造形する方法がありますが、乾燥するとやせてしまうので、何回も盛り上げる作業をすることになります。プラリペアでは固まるとアクリル樹脂になるので、やせることなく盛り上げができ、失敗しても削り落としてやりなおせば良いし、足りなければ追加作業もやりやすいです。
硬化後の特性ですが、前作の経験ではラッカー系で吹付塗装しても特に問題はありませんでした。しかし、ラッカーシンナーを含ませた布で拭くと、表面が少し緩んだ感じになります。ラッカーシンナー風呂に漬けたりすると造形に影響あるかもしれません。
 
タグ:MW 雄別コハ
2013年08月18日 23:59 | コメント(2) | 1/87・12mm