いくつかの懸案事項を順に取り組んでいます。アナログのパワーパックの改造を行いました。
以前に作った電池式パワーパックですが、電池ボックスが8本用を使っています。アルカリ乾電池では1.5V×8=12Vでちょうど良い具合ですが、ニッケル水素充電池を入れると、1.2V×8=9.6Vとなり、出力が若干低めになります。

10本用電池ボックスが入らないか検討しました。基板を少し寄せればスペースができそうです。

内部の様子です。ターミナル部分が窮屈ですが、何とか収まりそうです。

基板を外して、穴を外側に開け直しました。

基板を外側へ寄せて取り付けます。

10本用電池ボックスを、なんとか納めるようにできました。

出力を測定。無負荷で12.3Vくらいです。まあこんなもんでしょう。10本用電池ボックスにアルカリ乾電池を入れたら15V電源となるので、出力も少し高めになりそうです。
もう一つの電源は1981年製作で長期使用の古いやつです。
改造を重ねていますが、サイリスタを使った過電流保護回路の感度が良すぎるので、わずかなパルッシブショートでも影響を受けて主回路オフになってしまい、突然停止が発生してしまいます。

電池式パワーパックと同様、トランジスタを使った電流制限とポリスイッチによる保護回路に変更します。

0.3Ω抵抗器を負荷にして実験中。1.8AくらいでOCR表示LEDが点灯し始めます。出力トランジスタの放熱器が少し暖かくなりますが、触れる程度なので大丈夫でしょう。

しばらくしてポリスイッチが動作し、0.1A程度の制限電流に抑えます。

回路図を書き直しました。