夏運では快調な走行とはいかなかった造形村0系新幹線です。夏運の線路状態は凹凸が多く、造形村0系新幹線にとっては厳しい状態です。もう少し対策をしてみることにします。

収納箱から出して検討中。

ボルスタの加工は21形、22形だけに施工していたのですが、26形以外の全車に実施することにします。ワッシャを加工してはめたところ。

今回の追加工作として、台車裏側にウエイトを取り付けてみました。センターピンを避けて2コつけました。両方合わせた重さ1gですが、凹凸による浮き上がり防止に若干でも効果を期待しています。
問題点として、「26形M車の間にはさまれたT車が脱線しやすい」と言うことがあります。模型での動力車は2、4、6、10号車となり、3、5号車は動力車にはさまれる編成となって、影響を受けやすくなります。動力車をなるべく集める形にできないかと考えてみました。26形の下回り動力部が、他の形式へコンバートできれば良いのですが、はめ込み組立の方法などは車両を分解してみないとわかりません。

まず26形を分解してみました。天井部に車内灯のLED配線基板が全長に渡って取り付けられています。支柱のようなところで給電をとるようです。

これは25形です。こちらの方が分解がやりにくかったです。シートのモールドは各形式に特化したもので、新大阪方向になっています。東京行きの編成なんですが……

26形と25形で取替ができないか検討してみました。窓配置が異なるため、床板の固定ツメの位置なども異なり、相互に取り替えればできるようにはいきません。
切ったり削ったりまではしたくないので、動力車の位置変更は見送ることにします。

元の通りに組み立てて、運転ボードでお試運転をします。フライシュマンのR420エンドレスに12両編成を並べました。エンドレスの3/4ほどが車輛でうまります。
路盤の凹凸が少なければ曲線半径が小さくても快調に走ってくれます。