2014年09月18日

貨車の整備

貨車整備の最後、クマタ製のヨ5000です。完成品購入なのですが、プレーン軸車輪をはずして、その軸穴にピボット輪軸をはめ込んでいました。今回は軸受メタル嵌込と3点支持化工事です。

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元の軸穴を1.4mm径に拡大してモデルワーゲンの軸受メタルをはめ込みました。軸受枠の構造と車軸寸法の関係で、HO1067規格品のピボット輪軸が使えません。SEMの9.5mm径スポーク輪軸を使うことにしました。軸受枠も軸長に合わせて曲げ加工しました。

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作業中にブレーキシューがはずれてしまい、元に戻すのは困難になったので、PEMPの貨車キットの余りからブレーキシューを利用しました。車輪径やシュー位置が合いませんが、無しよりも付けた方が良かろうというところです。

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コロガリは非常に軽くなりました。

20140918d.jpg

横からよく見るとブレーキシューの位置がおかしいのですが、このくらいで良しとしておきます。


ところでC12のショートですが、発生時に写真を撮ってみると、従輪と主台枠端部が接触しているようです。

20140918a.jpg

写真を撮ってこれがわかるまで、他の原因らしきところをいろいろ探して、時間がかかってしまいました。

大元の原因は線路状態の悪さであることは確かですが、同じ線路をC56は滑らかに走るのに、C12では問題が発生するのは従輪のある軸配置も一因でしょうか。



2014年09月18日 23:00 | コメント(0) | 1/87・12mm