貨車整備の最後、クマタ製のヨ5000です。完成品購入なのですが、プレーン軸車輪をはずして、その軸穴にピボット輪軸をはめ込んでいました。今回は軸受メタル嵌込と3点支持化工事です。
元の軸穴を1.4mm径に拡大してモデルワーゲンの軸受メタルをはめ込みました。軸受枠の構造と車軸寸法の関係で、HO1067規格品のピボット輪軸が使えません。SEMの9.5mm径スポーク輪軸を使うことにしました。軸受枠も軸長に合わせて曲げ加工しました。
作業中にブレーキシューがはずれてしまい、元に戻すのは困難になったので、PEMPの貨車キットの余りからブレーキシューを利用しました。車輪径やシュー位置が合いませんが、無しよりも付けた方が良かろうというところです。
コロガリは非常に軽くなりました。
横からよく見るとブレーキシューの位置がおかしいのですが、このくらいで良しとしておきます。
ところでC12のショートですが、発生時に写真を撮ってみると、従輪と主台枠端部が接触しているようです。
写真を撮ってこれがわかるまで、他の原因らしきところをいろいろ探して、時間がかかってしまいました。
大元の原因は線路状態の悪さであることは確かですが、同じ線路をC56は滑らかに走るのに、C12では問題が発生するのは従輪のある軸配置も一因でしょうか。