2015年01月01日

勾配橋脚

年越し運転会のために敷いた線路です。
先に敷いていたフライシュマンのHO線路のヤードを撤去せず、その上を跨ぐ形でTILLIGのTT用道床付線路を敷いています。

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フライシュマンの線路を跨ぐには、9mm程度の高さがあれば良いので、TILLIG線路の道床を支える簡単な勾配橋脚を作りました。フライシュマン線路を直接跨ぐところは高さ9mmで水平にして、両側を勾配にしてボード面に降ろします。勾配をどのくらいにするか計算しますが、組線路の直線が長さ166mmなので4mm差をつけると、4÷166×1000=24‰でちょっとキツイです。3mmとすると4÷166×1000=18‰で、これなら良かろうとしました。

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橋脚はこんな形です。元はといえば、TMS特集シリーズ16 「たのしい鉄度模型」 のP11 「お座敷運転で立体交差を!」の記事です。元記事では台形で底板をつけていますが、ここでは角形で底なしです。ジョイント部を支えるとして、9、6、3mmの高さのものを作りました。初期型は右端のように、厚さ0.6mm程度の表紙用厚紙で作りましたが、使用による接着部の劣化が早いので、二次型として厚さ1.5mmのデザイン用厚紙とし、端部に瞬間接着剤をしみこませて強度をかせぐようにしました。一次型も使えるものは瞬間接着剤による補強を行いました。

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ジョイント部を支えるように入れたのですが、TILLIG線路の道床もそれほど剛性があるわけでなく、持ち上げて機関車を通すと撓んできます。曲線線路も外側へ逆カントぎみに撓みます。

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曲線と直線の接続点で連結器間にねじれが生じ、可動範囲を超えようとする力がかかるようです。連結器がエアーホースに当たって、ねじれに対応できず脱線することがありました。そんなわけで車輌側も再整備をすることになり、ホースの曲げ具合など微妙な調整を施しました。

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線路側もジョイント部だけでなく、中間も支えることにして、1.5mmずつの高さで橋脚を増設しました。これで撓みは減少したと思われます。

プラ道床線路では全体が平面にのっているときはわからないのですが、プラ道床のまま橋脚で持ち上げて高架にしようとすると弱点が出てきます。HOユニトラックでもそのまま高架にするには剛性が足りないでしょう。合板で全体に路盤をつければ大丈夫ですが、汎用性が低下するので難しいところです。


2015年01月01日 23:50 | コメント(0) | 模型技法

謹賀新年

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        あけましておめでとうございます。
         本年もよろしくお願い申し上げます。
            平成27年(2015年) 元旦
 
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2015年01月01日 02:00 | コメント(2) | 管理人ノート