TMSに掲載された「2軸貨車にてんびん棒イコライザを組み込んでみた」の記事ですが、関係ブログやコメントで話題になっているようです。試作された方は記事と同じ16.5mmゲージのようですが、12mmゲージで作ってみました。
コレが見つかったので、試作してみようという気になったのです。
PEMPプラ貨車の単軸台車です。軸受はフクシマのピボット軸受に改造、輪軸はスポーク車輪ピボット軸です。
二つの単軸台車を平行に組むために、手近の木片で治具をつくりました。
ホイールベースはワム90000など3900mmの1/87で44.8mmですが、ケガキや工作の誤差0.3mm程度はあると思われます。
記事と同じ写真の状態です。
ゲージとホイールベース以外は記事通りの寸法・材料で作ってみました。枕梁に当たる線は0.5mm径真鍮線、ねじりバネ部は0.5mm径燐青銅線、バネ根元は0.8mm厚真鍮板4mm×10mmで1.6mm径の穴をあけています。
厚さ2mmの透明アクリル板に取り付けて見ました。アクリル板の大きさはPEMPワム90000の床板に合わせています。
輪軸を入れて動作テスト。1輪のみを0.8mm厚真鍮板の上に乗せてみた。
再生できない場合、ダウンロードは🎥
こちら運転ボードのR420悪路エンドレスを走らせててみました。
単軸台車がフリーの状態では、触っているうちにねじりバネが歪んできて、2軸の平行が怪しくなってきます。アクリル三角棒で台枠側板の梁を取り付けました。線路に乗せて上から見るとこんな感じ。
IMONのHO-101連結器もつけました。床板位置がかなり高いので、1mm厚のスペーサーをかましてカプラーヘッドの高さを合わせています。
さて凹凸での挙動がどうなるのか。
とりあえずシノハラ6番分岐のフログでの様子です。
記事では脱線予防の効果を期待されているように書かれているのですが、このような動きで良いのかどうかはわかりません。