2015年05月29日

電源点検 - Tomix5006

先日の運転会で使用していた電源に、不具合が発生した可能性があるため点検をしました。

Tomixの5006 DX Power Unit です。いつ頃から使っているのか記憶にないのですが、古いことは確かです。
運転会では12mmゲージの運転用電源に使う予定で接続準備をしておいたのですが、レイアウト側での電気系統不具合があり、その点検中は使わずに置いていました。自分が他の場所での作業をしていたところ、いつの間にか発熱していたらしいという連絡を受けました。
出力をミノムシクリップを使って接続していたので、接触してショートしていた可能性が考えられます。ブレーカーがついているので、走行中の脱線によるショー トなどではブレーカーが動作するのですが、動作電流に達しない場合は電流が流れ続ける可能性があります。ディレクションボタンによるオフができないので、 出力ボリウムのツマミがわずかに上がっていて、出力コードがショートしている場合は、ブレーカーが働かずに発熱するということが考えられます。
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点検中。 電源は問題なく投入できました。出力電圧を測定しています。DC14V程度出力します。

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テスターのDC10Aを負荷にしてブレーカーのテスト。 ツマミの目盛り1.5くらいまで上げると急に電流が増えて2Aくらいでブレーカーが動作します。目盛り1くらいでは0.6A程度が流れ続けます。定格が0.7Aなので定格以内ではありますが、このあたりの微妙なツマミの具合で、ブレーカー動作内で定格越えの電流が流れ続けるところがあるようです。

テスト線路上に乗っていたED70を動かしてみましたが、無事走行してくれました。今回は大きなダメージはなかったようです。
でもまあ運転会でのミノムシクリップ接続は、やらない方が安全ですね。

タグ:電源
2015年05月29日 23:00 | コメント(0) | 模型一般