2015年06月13日

架線柱考

引き出しの中に残っていたKATOのHOユニトラック用単線架線柱を組み立てました。

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ランナーから切り取るだけなので、組み立てるというほどのこともないですが。

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架線柱を立てるベースとなる 「架線柱台」 5-052 です。ユニトラック中心から架線柱中心まで30mmとなっています。架線柱の径は4.2mmなので、線路中心から架線柱端まで27.9mmです。
さて、そのまま組んで収納してしまっても良かったのですが、少し前に車両限界などのことでメールやりとりしたので、この架線柱はどんなもんだろうとゲージを当ててみることに。

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ユニトラックPC枕木タイプS246PCの道床裏突起に架線柱台をはめ込んだものです。立てているのは、NMRA STANDARDS GAGE HO SCALE TypeT MARKWb です。Clearances S-7 のうち、Table2:Classic Dimensionsに該当するものです。
これを見れば、直線の標準設置では問題なく通過できるでしょう。

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さて、カント付き曲線ではどうなるでしょうか。
製品の注意事項に、「カント付き線路の場合は、730mm以上の線路をご利用ください。」とあります。写真はR730-22.5PCの道床裏突起に架線柱台をはめこんで、タイプ2架線柱を曲線外側設置としたものです。断面部分だけを見る限りでは架線柱に当たることはありません。オーバーハングの長い車両を連結運転したときはどうなるか、「現物合わせ」が必要かもしれません。

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次にR730-22.5PCの道床突起部に架線柱台をはめ込んで、タイプ1架線柱を曲線内側設置としてみました。NMRA STANDARDS GAGEは僅かに架線柱に当たってしまいます。断面部分だけ見てもHO Scaleには使えないということです。
製品の注意事項には、「上記の設置条件は、当社21m級の車両の通過条件です。外国型など、車両長がある場合は、曲線部分にて接触する可能性があります。」と書かれています。外国型でなくても1/87・16.5mm日本型の25m級新幹線では、R730mm曲線で接触してしまうかも、という設計のようです。R730とR790の複線に架線柱を立てて新幹線運転を楽しむ場合、標準設置方法では接触してしまうので、架線柱台の設置寸法を検討しないといけないようです。

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どのくらいゆとりを持たせれば通過できるでしょうか。線路中心と架線柱中心の距離を35mmにしてみました。断面部分を見る限りでは、これで通過のゆとりができるようです。しかし、車両長による内側偏位は検討してないので、結局は実際に車両を乗せて「現物合わせ」とするのが良いようです。

タグ:KATO 架線柱
2015年06月13日 23:00 | コメント(4) | 模型一般