2015年07月31日

京阪補重

京阪700形です。

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ベンチレータを少し整形しました。

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フライシュマンの曲線ポイントでの脱線ですが、粘着重量不足も原因の一つかなと考えて、ウエイトを搭載してみることにします。輪軸は予定通りの10.5mm径スポーク車輪です。

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T台車の上は10g、M台車の上は25gです。

ウエイト搭載はかなり効果が出たようで、曲線ポイントでの脱線はなくなってエンドレス周回できました。

2015年07月31日 23:00 | コメント(7) | 1/87・16.5mm

2015年07月30日

脱線実験

京阪700形の関連で実験です。
走行する線路はFLEISCHMANN PROFI-GRLEIS 6174W、ドイツ製フライシュマンのHO道床付線路の曲線ポイント右分岐です。前後はR420の曲線をつないでいます。欧州型車輛の、幅が広くハイフランジの車輪に対応できる線路となっています。

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はじめに事の原因となった700形702号を走らせて見ます。
実物700形は両運転台車ですが、奇数車京都側非貫通、大阪側貫通の車体で、偶数車は大阪側非貫通、京都側貫通となっています。台車は日車NS84-35形で軸距2130mm、1/87で24.48mmとなります。
台車は日光モデル製D-14、軸距24.5mmです。輪軸は日光モデル製10.5mm径スポーク車輪に取り替えています。非貫通側を先頭にして走らせて見ますが、何とか通過できているようです。逆向きにして貫通側を先頭に走らせて見ると、フログのところで外側へ脱線してしまいます。

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廣瀬さんからのコメントで、台車単独での走行を試してみました。
床板から貫通側の台車をはずします。台車単独で走らせると、3回のトライで3回とも脱線してしまいました。非貫通側の台車もはずして走らせてみましたが、同じように脱線してしまいます。

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同じ軸距で他の台車はどうか試してみます。日光モデル製ボールドウィン78-275AAです。軸距24.5mm、輪軸は標準装備品のプレート車輪です。
はじめ2回ほど脱線しましたが、そのあと何回かはうまく通過できています。速度の影響もあるかもしれません。次に輪軸を標準装備品からD14がつけていた10.5mm径スポーク車輪に交換して走らせて見ると、脱線の頻度が上がったようです。

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軸距の影響はあるのかどうか、26mmの日光モデル製日車D−16台車で試します。輪軸は標準装備品のプレート車輪です。
はじめは何とか通過できているようですが、強めに勢いをつけて速度を上げると脱線するようです。次に輪軸を標準装備品からD14がつけていた10.5mm径スポーク車輪に交換して走らせて見ると、やはり脱線の頻度が上がるようです。

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軸距が長めの台車はどうでしょうか。31mmの日光モデル製TR23台車です。輪軸は標準装備品から10.5mm径ピボット軸スポーク車輪に交換してあります。
はじめは行けそうかなと思わせますが、やはり脱線発生です。わりと低速でも脱線してしまいます。

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棚から客車を取り出してきました。日光モデル製TR47台車をはいたオハ46です。輪軸は標準装備品のピボット軸プレート車輪です。
脱線転落すると困るのであまり勢いはつけられませんが、脱線の様子もなく通過してくれました。車体の有無というか、粘着重量も関係するのでしょうか。

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軸距の短い車輛も試してみました。17mmのだるまや製ブリル76Eです。輪軸はだるまやの標準装備品です。
フログ上で止まりかけますが、無電区間での集電の影響でしょう。脱線はしないで通過できています。だるまや車輪の寸法はNMRA規格CODE#110のターゲット値に近いものになっています。

さて、ここまでの実験で脱線についての考察ですが、軸距とは関係がない、車輪形状による影響が大きい、ということがいえます。
日光モデル製の10.5mmスポーク車輪は、車輪幅Nが2.4mm、フランジ幅Tが0.6mm、踏面幅Wが1.8mm、フランジ高0.55mmというところなので、落ち込みや乗り上げでスムーズな通過は困難ということでしょう。標準装備車輪は、車輪幅Nが2.6mm、フランジ幅Tが0.7mm、踏面幅Wが1.9mm、フランジ高0.7mmというところです。踏面幅やフランジ高の少しの違いで、何とか通過できるかなという寸法でしょうか。


2015年07月30日 23:57 | コメント(0) | 模型各種

2015年07月29日

暑中見舞

  暑中お見舞い申し上げます

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個展をするのでハガキをバラまいてほしい、ということなのでとりあえずここに置いときます。

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期間と場所の情報はこちら。

用事があって吹田まで出かけました。
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山科駅です。内側線のレールを交換するようです。下り線かな。

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大津側の様子です。引き込み線のポイントはなくなるかも。

それにしても、枕木に固定する前のレールは「アメのように曲がって」います。

乗車記録
醍醐8:57普通5605山科
山科9:22新快速クモハ223-3041高槻
高槻9:53普通クモハ321-18吹田
吹田10:51普通クハ207-12高槻
高槻11:13快速クモハ221-33京都
京都12:00新快速クモハ225-10山科
山科12:13普通5501醍醐

2015年07月29日 23:32 | コメント(0) | 管理人ノート

2015年07月28日

京阪走行

京阪700形です。

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下回りの走行部は先にできているので、はめ込んで取り付けるだけです。

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ヘッドライトを仮固定して顔の雰囲気を確認しました。

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ワークスKさんから資料提供いただいた実物700形です。

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この時代の電車はPC枕木線路はなかったでしょうね。

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運転ボードのNゲージ線路を片付けて、フライシュマンのHO線路を敷きます。

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左702+701右の編成で、動力は701号にWB24.5を取り付けています。

そのまま走らせてみましたが、ウエイトを搭載しないと粘着不足、集電不良という感じの走りです。

下回りだけにして適当にウエイトを搭載してみました。

逆回りに走らせて見ると、702号が曲線ポイントで外側へ脱線しました。

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曲線ポイントの走行状態を調べてみました。フランジウェイが広く、フログへ落ち込んでしまいます。そのときに外側車輪が持ち上がって浮いています。

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内側車輪は完全に落ち込んで、外側車輪は乗り上げています。そのまま進むと外側へ落ちてしまいます。

ホイールベース24.5mmの日光製ボギー台車でフライシュマンの曲線ポイント通過は困難なようです。DT19の気動車などでも同じような現象で外側へ脱線します。


2015年07月28日 22:55 | コメント(6) | 1/87・16.5mm

2015年07月27日

京阪屋根

京阪700形です。

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パンタ横のランニングボードを取り付けました。

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ヘッドライト用のステイを取り付けました。ヒューズとか配管とかは良くわかりません。40年以上前の技法で作った車体には、このくらいで良かろうと思います。


2015年07月27日 23:00 | コメント(0) | 1/87・16.5mm

2015年07月26日

京阪屋根

京阪700形です。

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ベンチレータは小型の片側ガーランドですが、こんなパーツの製品はないので、桧平角材からつくりました。

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取り付け位置は原形から変化がないようです。原形図面の寸法で取り付けました。

2015年07月26日 23:00 | コメント(2) | 1/87・16.5mm

2015年07月25日

京阪屋根

京阪700形です。

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結局、木と紙で作ることにしました。ランニングボードの足となる角材をならべます。
屋根カーブの上に紙やすりをのせて、t1.5の角材を削りました。それをカッターでスライスしたものです。

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5mm幅のペーパー帯材を貼り付けました。

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パーツ段階ではこんなもんかと思っていたのですが、出来上がってみると、もう少し低くした方が良かったようです。

2015年07月25日 23:00 | コメント(0) | 1/87・16.5mm