2017年01月27日

オーバートン客車 - 西京交通

ROUNDHOUSEのオーバートン客車のコーチ、アンデコのキットですが、木造、オープンデッキ、ダブルルーフというのが似ているので、この客車の仲間に入れてしまおうという魂胆です。

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左のオーバートン客車はシエラ鉄道の客車がプロトタイプですが寸法は良くわかりません。アメリカ型の木造二重屋根客車の寸法を当たってみると、最大幅は10フィート強で作られているようで、3.5mmスケールで模型化すると35mmとなり、モデルの寸法を測ってみるとピッタリです。フリーランス的なところも見受けられるモデルですが、幅、高さは正確なHOスケールで作られていると推察されます。
右側は珊瑚の南薩ハフ53キットを組んだもので、1/80・16.5mmで二軸車となっています。模型を測ると車体の最大幅は32mmなので、80倍すると2560mmです。珊瑚の設計が下回りの軸受けや輪軸部だけ16.5mm用にしているのか、車体も多少大きめにしているのか、ハフの実物図面がないのでわからないのが残念なところ。
両車は16番の仲間として扱えるので、同じ色に塗って連結して走らせて見ようという考えです。

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今日は午前中暖かい塗装日和でした。車内はタミヤのXF-57バフ色です。

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車体上半はGMのクリーム1号を塗っています。

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ハフ56の下半色はマッハカラーの阪和快速緑です。同じような塗り分けになるようにマスキングして、GMの青緑1号をベースに若干の青を混ぜて調色したのですが、青味が勝ってしまったようです。

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塗り分けラインはウインドシルの中間で分けています。

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車番は西京交通の原則で、下の桁に製作順をつけています。ちょうど1月28日完成予定なので、28としました。先に車番をインレタで取り付けたのですが、目測で貼ったので僅かに右にずれていたようです。西京交通の社紋デカールを作っていたはず…、探すのに手間取りましたが見つけ出しました。ソルバセットでなじませています。

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台車と屋根をつけてハフ56とならべてみました。高さはほとんど変わりません。

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この角度から見ると、寸法以上に大きく見えてしまいます。しかし、オーバートン客車はHOスケール通りで、南薩をHOスケールでつくるともっと小さいのですね。

16番で遊ぼう、山崎喜陽氏に感謝。

2017年01月27日 23:00 | コメント(6) | 1/87・16.5mm