大学鉄研OB会管理の電車整備の続きです。京阪特急旧3000系です。
動力車から整備を始めます。車体がかなり傷んでます。これ1輛の走行で0.8A程度の電流が必要です。
DV-18C 2台でこのウエイトですから電気機関車なみの電装品です。車体の強度と重量のバランスが悪くて、車体の窓柱部が弱くなっています。車輛を持つときに真ん中あたりをつかんで持ち上げると、重量の影響で窓柱を押さえる力がかかって凹んできているようです。
モーターを円筒形に交換します。
一応、原形と同様に、2個モーターとしました。ウエイトは重すぎるのでどうしたものかと…。
とりあえずそのまま取り付けて見ました。
全体を組んで自重を測定すると488gあります。機関車です。
同じような構造で少し小型のウエイトがあったので、それを取り付けて見ました。元の取り付け穴を利用できました。
自重は398gとなり、90gの軽量化となりました。もう少し軽くても良いような気がしますが、とりあえずコレで行きます。
運転ボードで、修理完成写真撮影。窓柱は少し伸ばしましたが、元には戻らないようです。
走行性能は低電圧でスローが良く効くようになりました。2個モータで0.2A以下で走ります。