2018年09月08日

国鉄キハ20 - 7 輪軸改造

競作課題をほったらかしてHOn3に傾注していたので、完成したら課題へ戻らないと日程が迫っています。モデルワーゲンのキハ20続きです。

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DT22台車の輪軸脱落問題に対応しなければ円滑な走りができないようです。台車幅というか軸受穴と軸長のバランスがとれてないようです。小菅氏によると、台車側のブレーキシュー部分の厚さを削って台車幅を少し詰めた、という作業をされたようです。

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小菅氏と同じ方法でやろうか、と思っていたのですが、基本となる輪軸はどうなのか、測ってみることにしました。バックゲージB=10.2mmです。HOJC暫定規格のBmin=10.30以下になっています。フランジ厚さT=0.55mm程度なので、K=B+T=10.2+0.55=10.75mmとなり、規格のKmax=11.10mmは満たしています。脱落問題とは直接関係しないですが、走行には影響あると思われます。

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軸長A=18.15mmです。HOJC暫定規格にはAの規定はありませんが、短軸プレーン軸の標準的な軸長は18.8mmですので、この輪軸ではかなり短くなっています。脱落の問題はこちらが原因と思われます。

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この輪軸はプラパイプに車輪をはめ込む方式、KATOなどの製品で使われている方式です。プラパイプでバックゲージが決まるので、この部分にワッシャをはめて規格値を満たすように改造します。それにより軸長も少し長くなります。エコーモデルのプラワッシャPW-2647-25が軸にピッタリで厚さも最適です。

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プラパイプの両側にワッシャをはめてみました。0.25厚さのワッシャ2枚分長くなって、軸長は18.15+0.5=18.65mmで実測もそのくらいです。

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バックゲージB=10.15+0.5=10.65mmですが、測ってみると10.7mm程度になりました。そうするとK=B+T=10.7+0.55=11.25mmとなり、Kmaxの規格値を超えてしまいます。

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チェックゲージKが最重要ということだったので、調整やり直し。ワッシャを片側だけにしてみました。B=10.2+0.25=10.45mmとなって、実測値もそのくらいになっています。これでBmin=10.30の条件はクリア。K=10.45+0.55=11.0mmとなって、チェックゲージKmaxの条件もクリアです。

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軸長はA=18.15+0.25=18.4mmとなり、実測もそのくらいを示しています。これで台車の軸穴から抜けなければOKですが…

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ちょうど良い感じに収まりました。等角逆捻り動作も適度なゆるみがあって、輪軸も抜けることはないようです。台車枕梁がファイバー製のようなので、ネジでの固定があまり強固ではないところがありますが、もりこーさんの設計をできるだけ活かしてみたいと思いますので、輪軸の改造だけにしておきましょう。
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タグ:MW キハ20
2018年09月08日 23:00 | コメント(2) | 1/87・12mm