2018年12月24日

線路基板

池袋鉄道模型芸術祭用線路の製作を始めました。10.5mmゲージと16.5mmゲージ両用基板の断面図は12月6日の記事とおりです。

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材料は3mm厚さのシナベニヤ合板です。HO組立式レイアウト用に購入在庫してあったものを流用しました。短辺は104.5mm、長辺は228mm線路に対して少し短く、225mmで切り出しています。

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シナベニヤ合板在庫品は115mm×910mmに切ってあったので、そこから104.5mm×225mmの板を4枚切り出しました。

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道床付組線路を置いてみて確認します。

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となりと接続したときの状態を確認。どちらの線路とも接続部はユニジョイナーですが、ゲージや道床寸法が異なるもので組立分解が機能するかどうか。

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路盤の嵩上げをするための5mm×10mm角材を切り出しました。端部は斜めに切って、電気配線の通過等に対応させます。

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路盤に嵩上げ用角材を木工用ボンドで接着しました。高さ方向が10mmです。

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線路を乗せてみて確認。 とりあえず作業はここまで。
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2018年12月24日 23:00 | コメント(0) | 模型線路

2018年12月23日

DCC装置の電源

DesktopStationさんからACアダプタに関する注意喚起のメールが来ていました。

デジトラックス・KATO製のD101に付属のACトランス(AC出力タイプのアダプタ)をDSair2に差し込んで、故障させてしまう問題が多発しているそうです。
 KATOの電源アダプタでAC出力のものがあることを知りませんでしたが、注意喚起のブログページによれば、AC100V入力でAC低圧を出力するアダプタが3種類ほど存在するようです。整流回路のない単なる変圧アダプタといったはたらきのようです。ウチで使っているアダプタではこのタイプはありませんが、KATO パワーパックSは16番運転会でも見かけるので、注意が必要ですね。

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注意喚起の掲示物 (メール添付画像の再掲です)

ウチで使っているDCC装置関連用アダプタの再点検しました。

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2006年購入 KATO D101セットの電源 DCS50K用
W80mm×D120mm×H70mm 重さ1020gくらい
 重量から推察して変圧器と整流器を使った直流出力電源と思われます。コンデンサが入っているかどうかはわかりません。重さ1kg以上あって、1kgの秤では正確な測定ができません。1020gは瞬間に表示された値で、EEEE表示になってしまいます。

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KATOの型番 29-168 DCC用アダプター電源 と表示
入力 AC100V 50/60Hz 78VA  まあこれは良いでしょう
出力 DC15V 3A  これは誤記といっても良い
実際に出力端子を回路計で測定するとDC21Vが出力されています。15Vのほぼ√2倍で、変圧器の端子電圧を書いているのではないかと思われます。これから推察すると、コンデンサが入っている可能性が高いようですが、分解して中身を見たり、出力波形を見てないので確かなことではないです。これをDCS50Kにつないで、DCC側の線路出力電圧を回路計のAC50Vレンジで測ると14V程度となります。


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SHARPのPC用ACアダプタ 型番 EA-RJ1V
W50mm×D115mm×H30mm  重さ250g
KATO29-168が重いので、DCS50Kの電源として使えそうなアダプタを導入したものですが導入時期は忘れました。29-168の出力電圧が21Vもあるので、DCS50Kにはこのくらいの入力電圧が必要なのだろう、という推察で19V出力のものを導入しています。

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入力 AC100V-240V 120-160VA 50/60Hz
出力 DC19V 3.16A  
数世代前のノートPC用電源で、電流容量も大きいので筐体も大きめです。出力端子を測定すると20V近くまで出ています。5%くらいの誤差は許容範囲でしょう。


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2017年購入 KATO D102セットの電源 DCS51K用
W80mm×D120mm×H70mm 重さ230g

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KATOの型番 29-169 DCC用アダプター電源 と表示
入力 100V-240V AC  90VA 50/60Hz
出力 DC15V 3300mA
製造場所記載が見当たりません。出力端子を測定すると14.5Vくらいまでで、少し低めの出力です。これをDCS51KにつないでDCC側の線路出力電圧を回路計のAC50Vレンジで測ると15.5Vくらいになります。ちなみにDCS51Kに29-168電源の21Vをつなぐと、LOCO^Hと表示されて正常動作しません。


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2018年購入 共立電子産業の汎用ACアダプタ  ミント缶DCCコントローラ用
W34mm×D70mm×H50mm 重さ 140g

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KYOHRITSUの型番 WA-12200X
入力 AC 100V-240V 50/60Hz 55-80VA  0.58A
出力 DC12V 2A
12V出力のアダプタ手持ちがなかったので、大阪日本橋の共立で買いました。コンセント直差しタイプですが、となりのコンセント穴を塞がないので良いデザインと思います。出力端子を測定すると12.2V程度出ています。




タグ:DCC
2018年12月23日 23:00 | コメント(4) | 模型技法

2018年12月22日

うるし工芸辞典

こんな本を安く入手できました。

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用語の解説本なので、今となっては検索ですむのかもしれません。

木造客車の色のことが掲載されているか…? まだ詳しく見てないのでわかりません。客車は工業製品でしょうから、工芸とは扱いが違うかな…。
タグ:
2018年12月22日 23:00 | コメント(0) |

2018年12月21日

頸城DB牽引周回運転

モデルワーゲンの朝顔カプラーとIORI工房のアサガオ型連結器の連結で運転をしてみました。

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DBに取り付けたMWカプラーは、トビカトップガードで黒塗装、ピンは0.5mm径真鍮線をトビカで塗って、適当な長さに Γ 形で作りました。IORI連結器用リンクをはめていますが、それほど狭いこともなく可動域があります。

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両側ともMWのロスト製頸城用朝顔カプラーを1.4mm×3mmナベ頭ネジで付けました。

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マルケー社紋の貨車が1両あるので、これもつなげるようにIORI工房アサガオ型連結器ねじ止めタイプ・長に交換しました。

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DB81+ニフ+ワフの編成です。

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DBはMWカプラー、ニフとワフはIORI連結器、リンクは両方ともIORI連結器用です。

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そのままの編成でテストコースに乗せます。

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R216小判形エンドレスです。

試運転動画です。

リンクの可動域が影響するようなことはないようです。推進でもだいじょうぶ。

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連結器交換作業の終わった乗工社の車輛たちです。
2018年12月21日 23:00 | コメント(2) | 1/87・9mm

2018年12月20日

IORI連結器とMWカプラー

連結器の作業ばかりやってますが、モデルワーゲンの朝顔カプラーとIORI工房のアサガオ型連結器を連結してみました。

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モデルワーゲンのロスト製朝顔カプラー頸城用です。

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頸城DBの連結器ですが、IORI連結器をはずしてMWカプラーを取り付けました。

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高さは低めのタイプです。IORI連結器のリンク材がMWカプラーの中に入って良い具合に動くので、使ってみることにします。専用ピンの在庫がないので0.5mm径真鍮線の端部をちょっと曲げてピンにしています。

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頸城ニフ1の方にIORIアサガオ型連結器ねじ止めタイプ角形・長を付けました。スペーサーをはさんでDBの高さに合わせています。

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ニフとDBを向かい合わせてみます。良い高さです。

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押し込んで連結した状態です。引っ張るとIORI連結器側のリンクがはずれるので、リンクは機関車DB側に残ります。

試運転はまだできてません。
2018年12月20日 23:00 | コメント(2) | 1/87・9mm

2018年12月19日

新入荷


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「DSair2」 です。 


タグ:DCC DSair2
2018年12月19日 23:00 | コメント(0) | 模型技法

2018年12月18日

頸城DB連結器交換

草軽の整備は一旦終了して、手持ちの残っている連結器を頸城のDBにつけてみました。

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元の連結器は乗工社のアサガオタイプですが、マイクロトレインズの#1025に交換してありました。
動力の調子が余り良くないので、車体をはずしてモーターを調整します。

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連結器はIORI製アサガオ型連結器ねじ止めタイプ角形・長 です。ポケット部をヤスリで少しずつ整形しました。

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元の1.4mmネジは頭が薄くて小さいので、なべ頭の大きい1.4mm×3mm長で取り付けました。

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頸城鉄道の連結器高さは低めの規準になっているので、ポケット穴の下方になるように取り付けています。
2018年12月18日 23:00 | コメント(0) | 1/87・9mm