少し手戻りが発生しましたが、ようやくでき上がりに近づきました。線路基板の製作続きです。
運転ボードに展開してポイントの動作テストをしてみました。KATO の D102セット (15V3.3Aスイッチング電源+DCS51K) を使ってみましたが、DCC線路電圧がこのくらい12.7V程度しか出ていません。TILLIGのポイントマシンは14~16Vの電圧が必要で、外側待避線のポイントは転換しますが、内側線待避線のポイントは動きが悪いという状態が発生しました。D101セット (15V3Aトランス式電源+DCS50K) を使うと、DCC線路電圧は17.2V程度出るため、TILLIGポイントの動作も確実に転換します。
芸術祭ではD101セットを使うか、12Vで動くようにポイントマシンまわりを再整備するか、考えたあげくに、絶縁問題のこともあるのでポイントマシンまわりを再整備することにしました。
ポイントを線路板からはずして、ポイントマシンもはずして、引っかかりのありそうなところを少しずつ研磨、シリコングリスなどで潤滑対策してみました。
絶縁対策のためのマスキングテープを貼っておきました。
再組み立て前に、D102セットで転換試験をします。
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こちら12Vでも何とか動くようになったようです。
4台のマシンを全部再整備しました。運転ボードの組み戻して、D102セット+DT402DJで転換テスト。
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こちら外側、内側とも転換するようになりました。
残していた9mmゲージKATOユニトラックのポイントをDCC化しました。DS51K1を外付けしています。
9mmゲージ車輛はアナログ車もあるので線路はAD両対応、ポイントはDCCで転換するようにします。DCC電源はとなりのTILLIG12mm線路からとることにしてコードを引き回しました。
線路板のスキマを使ってコードを接続するようにしています。
運転ボードに組み込んで、D102セット+DT402DJ で転換テストしました。
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こちら三つの待避線ポイント、何とかDCCで転換できるようになりました。これで線路と制御、一応できあがりかな。トラブルの原因究明や手戻りなどが発生して、予想以上に時間がかかってしまいました。あとは全体試運転と梱包発送対応をしていきます。