薮の奥で長年うろついていたらしいキットの面倒をみることにしました。
模型店でも長く在庫になっている状況を見ていたので、価格も高かったし慌てることもなかろう、とユックリしてたらいつの間にか買われていたりで、購入チャンスを失っていました。箱の右端にシールが貼ってあって、「50/50」と記されています。50セット発売の50セット目でしょうか、ラストキリ番の記念品かも? 手放された方、ありがとうございます。
20年以上経過のキットで気になるのは内部の緩衝材の状態です。ほとんど出し入れされたことがないような状態なので、緩衝材としての形は保たれています。しかし上のウレタンをめくるために触れてみると、弾力は劣化していて押さえると戻ってきません。長期保存になると新品未開封が必ずしも良いとはいえないです。
組み立てること前提ですので、ウレタンは処分することにして、まずパーツ類を取り出しました。
キハの車体は中に詰め物がないのでそのままでよし。
ナハニフの車体には内部に幅もたせのウレタンが入っています。これがヤバイ。
パリパリと音を立てましたが、何とか粉々にはならずにウレタンをはずすことができました。車体内側に接していましたが、真鍮車体の内側もあまり影響は受けてないようです。
抜け殻の緩衝材ですが、箱からうまく出せるか…
粉末にはならずに外せました。ワーゲンのはまだましな方かな、珊瑚の黄色ウレタンは粉末になるものがあるので要注意です。
もりこーさん、1/87・12mmに力入ってたころなので、金箔押しの立派な箱です。6両くらいは入りそうですね。
さて、うちで作るとしたら形はそのまま組むことになるでしょうが、夕張鉄道にはならない可能性が高いです。水島に来てからか、岡山臨港か、江若塗装か…。
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