2020年03月03日

東海道をくぐる4

京阪電車京津線の線路変遷を地図でたどってみます。

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明治42年測圖 大正元年8月25日発行
1/20000 京都南部、膳所、 今昔マップ on the web より
京津電気軌道建設中の発行ですが、測圖が古いので建設中線路は書かれていません。官設東海道線は南回り大塚経由で、逢坂山は旧トンネルです。

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大正8年6月30日発行 1/200,000 京都及大阪 作者所有紙地図
京津電気軌道は大正元年に三条大橋−札ノ辻を開業しました。三条大橋−御陵、追分−大谷西側、逢坂山トンネル東側−上関寺、長等公園下−札ノ辻は東海道との併用軌道です。官設東海道線はまだ南回りです。

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大正11年測圖 大正14年10月30日発行
1/25000 京都東南部  今昔マップ on the web より
東海道線の25‰急勾配緩和のため、新たに東山トンネルと新逢坂山トンネルがつくられ、大正10年に新線へ切り替え、南回りの旧線は放置となりました。それでも10‰勾配となって、東山から山科の大築堤を蒸機が行き交うシーンが展開されました。その大築堤の山科側付近で、京津線との影響があるため、京津線線路を付け替えて築堤の北側へ持って行き、Sカーブで東海道線をくぐる形になりました。

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現在の上からの写真をお借りします。

2020年03月03日 21:00 | コメント(0) | 京阪