資料探しと整理をしていて見つけたので確認。京阪電車1形の方向板掛けです。
高橋 脩氏の本「京阪電鉄1世紀の写真記録」にあった4号の写真です。
前面をアップにしてみて、両方に方向板掛けがついているのを確認しました。しかし大きな前照灯もつけていますので、前照灯掛けもあったのか?
そうだ、図面ではどうでしょう…
下は「京阪電車・車両70年」の図面ですが、救助網上の「1」は車番のようです。4号の写真でもわかりますが、車番は妻板の両側につけられていました。
上は「京阪電車 車両の100年」片野氏のイラストです。こちらは方向板掛けとして描かれているようです。どちらも前照灯掛けがどうなっていたかはわかりません。
いずれにしても、このヘッドマークは掛け位置的には良いけど大きすぎです。
このマツモト模型製車体、実は車体幅が31mmほどありますのでかなり広く作られています。実物は2286mmなので1/80で約28.6mmです。