2020年10月26日

粘着重量を増やす1

運転ボードの勾配は台枠の修正が必要ですので、先延ばしにすることにして(汗)、電車の側の対策を進めることにします。

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クモハ123-1ですが、たしか動力上重量のデータはとってあるはず。

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WEB車籍簿に記録していました。自重が238gで動力上重量が120gですから、ほぼ半分くらいです。4軸全軸駆動なら良いバランスですが、片側台車駆動では、やはり駆動軸上に多めに掛かってないと、勾配や逆カントでは輪重不足になると思われます。

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ウエイトを積むのが簡単確実です。車内はキット通り、床板側に取り付けた乗員室仕切り板だけなので、そのまま駆動台車側の床上に板ウエイトをつけることにします。

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板状で残っていた1mm厚鉛板の形を加工しました。

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こんな感じで搭載ですかね。

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作ったウエイトの重さは23gのようです。

運転ボードで効果を確認してみます。車体はずしたので下回りだけで試運転。
まずはウエイトなしの状態から。

左奥の曲線部は20‰前後あるようなので苦しいです。モータは回っていて集電不良ではないので、明らかに粘着重量不足です。

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23g分のウエイトを駆動側に搭載して走らせててみます。


かなり効果があって改善が見られますが、電車の単行なら20‰くらいはスイーッと上ってほしいところ。もう少し増やすことにして今日はここまで。


2020年10月26日 23:00 | コメント(0) | 1/87・12mm