2021年08月20日

夕張修理

モデルワーゲン「夕張のキハ251」の修理を行います。
先日レイアウトを拝見した、たけたけさんからの預かり物です。

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ご自分では車輛工作はなされず、レイアウトを製作して完成品車輛を走らせるという方針のようです。台車がバラけて走れなくなったというので、ウチで修理をしましょうとなり、預かって持ち帰りました。その後被災があって、私が持ち帰ったこの夕張だけが残ったのです。

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メーカー完成品ではなく、どなたかが組まれたものを入手されたと聞いています。車内天井裏に室内灯が装備されているし、シートや運転台など手の込んだ車輛となっているようです。
台車は側枠とマクラバリを組むところが外れており、外れたパーツもないということです。ウチにあるモデルワーゲンパーツで修理することにします。

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台車を外した方がよいかと、センターピンをはずすために床板をはずしてみました。
しかし、センターピンはナット止めではないので、床板をはずさなくてもよかったのです。キットを持っていながら組んでないので、構造をよく分かってないのですね。
でも車内を見られたので、どんな作りか拝見できました。モータはキドマイティからイモンミニモータに交換されているようです。

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台車の状態です。側ピンというパーツのハンダ付けが外れています。マクラバリAとつなぐEリングもありません。

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ウチにはキハ251キットが2輛あるので、そこから台車パーツを探し出すことにします。自分がキットを組むときは適当な方法を考えることにして、たけたけさんの車輛優先で修理しましょう。

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側ピンとEリングを探し出しました。

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久しぶりのハンダ付け。熱が回って塗装に影響が出てしまいました。

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トビカトップガードをサッとひと吹きして整えました。

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Eリングでマクラバリと結合。センターピンも取り付けました。

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組み立てて試運転を行います。


2V 0.05A で起動、低速で走行します。

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運転ボードに敷いていたレイアウトで走らせてみます。

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アナログ車なのでパワーパックをつなぎ替え。DCC車は線路からおろして待避。


往復の低速ではわかりませんでしたが、気動車らしいエンジン音?を響かせて周回できました。

2021年08月20日 23:00 | コメント(0) | 1/87・12mm