びわ湖鉄道歴史研究会へ参加しました。今回はフィールドワークです。
京阪山科駅で京阪電車を待っていたら、背後のJR山科駅で蒸機と電機の汽笛が聞こえました。梅小路のD51200の試運転?らしいです。
四宮駅の山科方線路です。渡りで下り京阪山科方向へ出発ができます。下り本線から本線引上で折り返しができますが、踏切を塞ぐので使われないようです。
大津市内の併用軌道ですれ違いました。
乗り換えて石山坂本線三井寺駅で下車。
ここから徒歩でフィールドワークです。
兵営前駅跡を通過する 602−601 坂本比叡山口行
大津市役所前駅から山上駅跡、皇子山駅跡、京阪大津京駅を望む。
黄色の柵あたりが山上駅跡です。
山上駅跡を通過する 605−606 石山寺行
手前の草むらが下り線ホーム跡、電車のあたりが上り線ホーム跡
黄色の柵のところがホームへの通路になっていた。
今は線路の下が水路になっている。
漣駅跡を通過する 706−705 坂本比叡山口行
踏切の左側(南側)に相対式ホームがあった。
漣駅跡からJR大津京駅を経て、江若鉄道線路跡の道路を歩きました。
左が競輪場前駅から近江今津方向、右奥が三井寺下駅方向
ゆるいカーブが線路跡を物語る。不動川を渡るため10‰の勾配になっていた。現行の道路はもう少し勾配がきついようです。
右手皇子山球場と左手皇子山中学校の間をほぼ直線で走っていた。
奥の方向が三井寺下駅で、背後の方向が近江今津方向。
右手に軍の関係施設があった頃は、引込線があって貨物列車が走っていた。
熊野川の始点標識がある。新しい感じなので、鉄道廃止、道路整備後かと思われる。
三井寺下駅近くにはOとWの江若鉄道敷地境界標識が残っている。
近江今津駅舎なきあとの江若遺品であるが、こちらは長く残りそうである。
三井寺下駅から浜大津駅への線路跡は「大津絵の道」として整備されている。
右手の蔵は江若現役時代から残っている貴重な建物。
こちらの道の端にも江若の敷地境界標識が残っている。
大津絵の道を進んで、疏水橋梁を渡ると京阪三井寺駅へ戻ります。
乗車記録
醍醐9:20東西線5503山科
京阪山科9:37京津線801びわ湖浜大津
びわ湖浜大津9:56石坂線607三井寺
三井寺駅…兵営前駅跡…山上駅跡…漣駅跡…江若鉄道線路跡…三井寺駅
三井寺15:09石坂線603びわ湖浜大津
びわ湖浜大津15:24京津線816京阪山科
山科15:44東西線5108醍醐