連結器動作の続きです。Kadee#705の動きをテストしてみました。
#705 のセットを開封しました。 2両分4個入りです。
IMON HO-101 と並べてみました。上が#705 下がHO-101です。
ナックルは#705の方が小さいようです。
トリップピンの太さはΦ0.8程度です。
他の形式では#5がΦ1.1程度あるようです。
#705 どうしの連結状態
HO-101 と #705 の連結状態
T #705をそのまま車輛に取り付けて見ることにします。
製品の取り付け穴は1.2mmですが、1.4mmに拡大可能という情報を得ているので、慎重を期して1.3mm→1.4mmの順であけてみました。
乗工社トフの#711を#705に交換します。これは現状の#711です。
#705をそのまま1.4mmネジで取り付けました。
#705 を取り付けて線路においた状態です。
トリップピンの先の高さは3.5mm程度でしょうか。アンカプラの磁力は効くのか?
比較のため#714改 のトリップピン高さも測ってみました。1mm程度のようです。
それぞれアンカプラの上を通過させてみて動画に撮りました。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
#714改はハッキリと開きますが、#705はまったく磁力の効果はないようです。
上からの撮影
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
U #705のトリップピンを曲げ直してみることにします。
右が改造品です。トリップピンを少し下げてみました。
#705改 の取り付け状態です。
#705改 残念ながらアンカプラ上でナックルは開きません。
トリップピンの曲げ方を変えて、アンカプラに近づくようにしてみます。
左 #704改 右 #705改2
トリップピンの長さ不足でこのくらいが限度でしょうか。
もう一個#705改3を作ってみました。長くなっていますが、横になる分がほとんどなくて、磁力を受け取るにはキビシイ形です。
キワ90とトフに取り付けて連結してみました。
うーむ、アンカプラ上ですが、残念ながらナックルは開きません。
#705のトリップピン利用ではアンカプラ解放が困難であることがわかりました。曲げ直すにしても#714よりも短いので、アンカプラ近くには届かないのです。また径も0.8mmと若干細いので、磁力を受ける力も弱い可能性も考えられます。