研究会で配付された地図貼り課題を行いました。
1:25000 野洲 近江八幡 八日市 あたりです。
東海道湖東線の開通は1889年(M22)7月1日、電化は1956年(S31)11月19日です。開通も電化も最後となった区間です。
街道の東海道は鈴鹿峠を越えていますが、ここを鉄道で越えるには「大難所」ということで、中山道ルートを採ることが望ましいとされました。その後の測量で起伏のある中山道沿いよりも、その西側琵琶湖寄りの平坦な朝鮮人街道沿いに敷設されています。
1:25000 彦根東部
街道は鳥居本から摺針峠を越えて番場宿へ下っていますが、鉄道は北国街道米原宿経由を選んでいます。米原−彦根間では、山裾と内湖のわずかな間を通っている。この地図は電化前で仏生山隧道を抜けて彦根に向かっているが、地質不良ということで電化工事の際に西側を回るように変更されています。
今昔マップ on the webより
左:電化前の仏生山隧道経由 右:電化後の線路、新幹線、名神高速開通後
課題の貼り合わせ地図が溜まってきた。