10月30日、江若鉄道和邇駅跡から線路跡をJR小野駅まで歩きました。
10:41
西近江路との交差点から南へ向かって歩きます。
左は大津市立和邇市民体育館です。
滋賀県滋賀郡志賀町でしたが、平成18年大津市に編入されています。
和邇川が近づいて上り勾配になります。
「江若鉄道車輛五十年」より、真野−和邇間の線路図です。
江若の勾配は最急10‰で建設されていました。
比良山地からびわ湖へ流れる川が多く、それを越える勾配を緩くするため、等高線に沿って建設され、曲線が多めになっています。
湖西線は江若線路跡利用されていますが、江若の曲線より緩くしたいところや勾配関係なく直線に建設したところは、公約線路跡からはずれています。
和邇川橋梁跡の道路橋
昭和61年3月竣工、貴船橋と名付けられています。
和邇川の橋から蓬莱山の眺望
和邇川から急勾配で下がっているが、線路築堤を崩していると思われます。
大津市立志賀南幼稚園の横です。
和邇川の南側の線路勾配は9.1‰だったので、このあたりまでは築堤があったと思われます。
農地の中の直線が続きます。蓬莱山と比良山を遠望できる。
江若線路跡から湖西線硬化を行くサンダーバードをながめる。
びわ湖対岸の東江州近江富士三上山も見えます。
南へ歩き続けると、湖西線へ寄り添ってきます。
振り返ると、こんな感じ。
湖西線との接点まできました。
ここから南は湖西線が江若線路跡を利用しています。
このあたりは湖西線の築堤下に埋もれている。
川を渡るけど護岸工事もされて橋台跡などは残っていない。
線路横道路は湖西線高架をくぐって西側へ。
しかしすぐ築堤に突き当たってしまいます。
よく見ると築堤手前に東側へ出られるところがある。
築堤東側へ出ると道は続いています。
また川を渡ります。
京阪電鉄が開発したびわ湖ローズタウンに入ります。
ニュータウン内の湖西線側の道を小野駅へ向かいます。
眺望抜群です。
小野駅とうちゃこ。
11:41
小野駅跨線橋から和邇駅方向
江若鉄道時代は小野駅はなく、もっと南に真野駅がありました。
駅配置が異なるので、ここで線路跡歩きは終了。