前回まで会場の会議室には予備机が4台あって、合計16台の机を配置して線路を敷いていました。
2022年の運転会机配置
(2023年は25周年で二部屋使用のため異なる配置)
今回、部屋の予約時に、机の劣化が進んでいるので予備机は使用できないということになり、新関西鐵道のコントロールボードを置く場所や、マルチゲージレイアウトを敷くスペースはなくなってしまうかという危機になりました。会場申し込みは4月だったので、運転会実施まで3ヶ月ほど時間があるため、何らかの方策を考えることにしました。
最終的に、机を調達して持ち込むという方法になり、コントロールボードは私の家で所有している800ッm×600mmの折りたたみテーブルに置くことにしました。
新関西鐵道コントロールボード
マルチゲージレイアウトについては、テーブルをネットでいろいろ検索した結果、600mm×1200mmの折りたたみテーブルを4台調達し、田の字に並べて1200mm×2400mmのスペースを確保しました。
折りたたみテーブル4台のスペース 4台並べたのは今回が初めて
運搬のことを考えて折りたたみ式にしましたが、拡げてみると完全に平らにはならず、真ん中の丁番部分が高めで「へ」の形になります。4台並べると、へへ となるわけで、この上に直接マルチゲージレイアウトを組んで、影響はどうなのかという心配はありました。
3月の池袋芸術祭ではテーブルの高さが調節できますが、それがあまり良くなくて隣り合わせの高さの段差が解消できないまま敷設しました。
マルチゲージレイアウト敷設状況
そのままテーブルの上へ敷いたわけですが、結果としては、へへ の影響はほとんど無かったといえます。レイアウトの下にスペーサーを入れることもなく、線路状態による運転への問題はありませんでした。
このテーブル、高さ3段階に設定できて、高急キハニの荷物室へピッタリと収まり、幌別運搬にも対応できるという「スグレモノ」かな。JAMでの幌別運搬では2台だけを使います。