2016年04月13日

三軸駆動 - ED71(27)

電気機関車の続きです。ED71を組み立てましたが…

20160413a.jpg
下回り全体を組んで走行テストをしてみると動きません。
ギヤボックスの不調か? ということでシリコンチューブを抜いて片方ずつテストしてみました。
左が1エンド、右が2エンドです。
2エンド側のギヤボックスが不調なようです。

20160413c.jpg
別のモーターで回しながら調べてみたところ、ギヤボックス内のギヤには問題はなく、動輪の樹脂製ウオームホイールがまたもや割れていました。

20160413d.jpg
昨年1月にも同様の現象でメーカーさんに対応してもらいましたが、しばらく放置状態の間に割れてしまったのでしょうか…。このぶんだと今は大丈夫な動輪も、いずれ同様なことになる可能性はあります。

20160413e.jpg
以前の動輪も残してあるので並べてみた。樹脂製ウオームホイールの劣化2つです。

20160413f.jpg
とりあえず動かしてみたいので、劣化したウオームホイールをはずしてしまいました。

20160413g.jpg
ウオームホイール健全な動輪だけで三軸駆動化作戦です。ギヤをはずした動輪をギヤボックスに組み込みました。

三軸駆動機関車で走行テスト。
これは奏功。
一応ちゃんと走りますが、EC71では何だかなぁ…。

もう一度メーカーさんに問い合わせしてみることにしますか…。
2016年04月13日 19:00 | コメント(4) | 1/87・12mm
この記事へのコメント
このトラブルは過去のものと思っていました。材質はPOM(またの名をポリアセタール、商品名はジュラコンやセルロンなど)のはずです。
 割れの原因として昔は、成型時に残っていた非晶質成分の結晶化による体積縮小が多かったと聞いています。現在は成型メーカーが十分に考慮して出荷しているはずです。
 もう一つは、金属に比較して極めて大きな線膨張係数が上げられます。すなわち、低温時に割れるわけです。これについては、模型メーカーに温度に依存した嵌合寸法管理をしてもらう必要があります。冬に割れたなら、これでしょうか。購入者にできることは、模型を恒温室で保管することぐらい・・・・(笑)
Posted by ワークスK at 2016年04月14日 00:09
すぐに割れてしまうギアを使うのは問題ありですね。 真鍮製にしてくれればいいのに・・
Posted by ム at 2016年04月14日 06:18
樹脂ギアは、外径に比べて内径が大きいと割れやすいと聞いたことがあります。POMでも外径に比べて内径が小さいギア、例えば昔からHO蒸機によくついている、M0.4の歯数30枚などは経年変化で割れたという話は聞いたことがありません。また圧入して固定するのも割れる原因ときいたことがあります。アイドラーギアは樹脂ギアでもよいが、動力軸はできるだけ金属ギアがよいという人もいます。
やはりこの機関車にPOMギア使うのは設計に無理があるような気がします。
Posted by ゆうえん・こうじ at 2016年04月14日 09:43
みなさんコメントありがとうございます。
>ワークスKさん
このキットはかなり過去の製品ではあります。
低温時に割れるということですが、影響のでる温度はどのくらいでしょうか。日常生活の部屋に放置で、冬期の室温でも割れるくらい?

>ムさん
一年前にもコメントがあり、ED60が真鍮製ギヤで製品化されていたようです。しかし騒音が大きくて樹脂製になったとか。同じ動輪で割れてない樹脂ギヤもあるのでどうなんでしょうね。

>ゆうえんさん
このギヤボックスはアイドラーギヤが真鍮製で、動力軸は樹脂製になってます。ギヤ単体を金属軸に押し込むのではなく、ギヤと中空軸を一体樹脂成形にして、中空軸へ金属軸を押し込むのが良いでしょうか。
Posted by ヤマ at 2016年04月15日 10:38
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