江若鉄道ハフ3のペーパーシート続きです。
実物資料を調べてみました。昭和6年1月に日本車輛で製造されたガソリン機関の気動車です。車体幅が2600mmで、前に作った京阪の初代700形よりも広いのです。窓は一段窓で手荷物室付きのキニ3となっていました。昭和25年に機関撤去して改造を行い、ハフ3となっています。二段窓になったのは、機関撤去ハフ改造の頃と考えるのが自然ですが、資料記載が見当たらず、いつ頃か定かではありません。
内燃動車詳細図集にも載っていたので、2つにページが別れていたのをコピーしてつなげました。ラジエータは荷物室側の乗務員室下部にあったようです。エンジンはブダBA−6という形式を搭載していたようです。
床板の加工を行います。ボルスタに合わせて大穴を開け、すぐ横に回り止めピンを付けます。カプラー台は1.0mm厚真鍮板です。
カプラーはkadee#711を付けてみました。
ボルスタを1.7mm厚にしたので、ちょうど良い高さになりました。
反対側も良いでしょう。
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