2018年01月05日

ポイント

運転ボード組線路レイアウトの続きです。
HOn3.5として利用しているTILLIGのH0m用道床付線路ですが、ポイントの電気方式は分岐側のどちらにも電気がくるようになっています。KATOのユニトラックのように選択式と全通式を切り替えるしくみはありません。

20180105a.jpg
フログ部分は完全に絶縁されており、裏側で電気接続は行われていません。トングレールとリードレールはジョイナー接続となっており、ジョイナー下部に金属薄板がはめこまれ基本レールと電気的接続が保たれています。これにより、リードレールにはポイントの切替とは関係なく、常に基本レール側と同電位接続がされています。フログが絶縁なので分岐側には電気がきませんが、赤線のように裏側で配線されているので、基本レールから電気が供給される形です。

20180105b.jpg
裏側の様子です。上の赤線で示した配線は帯材で行われています。

どこかを改造して選択式にできるかどうか検討しましたが、トングレールと基本レールが接続されているため、ポイントを切り替えても電気的につながっており、トングレールが電気的スイッチのはたらきをしていません。全通式として完全な電気接続を確保するようなしくみとなっているようです。ジョイナー部を改造すればできそうですが、可動部を分解すると元に戻らなくなりそうで、改造しても動作の確保は困難な感じです。

そんなわけで、ポイントの改造はやめて、絶縁ジョイナーでギャップを設けてフィーダとスイッチで配線するか、全通式で車輛側をDCC制御する方式になりそうです。配線方式はDCCでも使用可能ではありますが、線路配置を固定してない運転ボードで、電線の取り回しをどうするかが課題です。
2018年01月05日 23:00 | コメント(0) | 1/87・12mm
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