連結器をIORIアサガオ連結器に交換した草軽の車輌たちの試運転の続きです。
線路はR216曲線の小判形に変更しました。
機関車は草軽デキの連結器未加工なので、とりあえず頸城コッペルの連結器をIORIアサガオ連結器に取り替えて牽引します。
ホハ15とホト51は、IORI連結器の不具合が発生して連結ができなくなったので、編成から離脱しています。
両車はアサガオ型連結器ねじ止め小型タイプ楕円形・短を取り付けていますが、線路上で連結しようとして少し力を入れると、リンクの向きが傾いて相手方にうまくはまりません。強めの力で押しつけたら、リンクを保持する部分が割れてしまいました。
ホハ15の連結器。これがリンクを保持できている状態。
リンクを押し込んだときに連結器本体のリンク保持部が割れてはずれてしまいました。

ホト51も同様な状態。リンク保持部が割れた欠片を置いています。
原因の一つとして台車マウントであることが考えられます。カプラーを線路上で向き合わせますが、線路〜台車〜連結器のガタがあるため、リンクを相手連結器の隙間に入れて押しつけたときに傾いてしまうことが多く、押しつけ力が正しく保持部へ伝わらず、弱い部分を壊してしまうようなことになるのではないかと思われます。リンク端部は半円になっているので、連結器中心へまっすぐ押し込まないと正しくはまりません。そんなことで、二つ壊れてしまいました。
コッペルはアサガオ型連結器ねじ止めタイプ角形・短、ホハ30とホト108はアサガオ型連結器ねじ止めタイプ楕円形・短を付けています。いずれもカプラーポケット部の厚いタイプです。コッペルはポケット部が端梁に入らないので、少し削っています。
この3両編成で試運転の動画です。
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動画はありませんが、推進運転でも順調に周回します。
勾配や線路のネジレに対応できるかやってみました。
リレーラーを突っ込んで勾配を作るという横着してます。
勾配走行動画です。
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ユニトラックなので、たわみながら逆カント状態になったりしてますが、問題なく周回できるようです。
連結器としての運転対応性能は問題ないようですが、連結解放をくり返したときのリンク保持部の耐久性がどうかというところ。