買い逃していたスハニ35ですが、まさか単独で矢府尾久に出品されるとは考えられませんでした。これはもう全力で確保に行きました。
「つばめ」や「はと」や「かもめ」など特急に使われた44系客車の一員です。しかし、自分の計画しているのは国鉄の特急ではなくて、江若鉄道を走った列車です。
昭和34年8月9日に運転された皇太子殿下(当時)が乗車された特別列車です。饗庭野ジャンボリー御臨席のために運転されたものです。
いわゆる青大将と呼ばれた淡緑5号の3両編成は、DD1351+スハニ35 6+ナロ10 2+マイテ49 1となっています。展望台は最後部ではなく連結側になっています。高橋 弘氏の写真をお借りしています。
マイテとナロは入手できていたのですが、スハニは入手できなければペーパーで作るかな…と考えていたところです。平成の時代に揃えられてよかった。しかし平成の間に完成させるのは無理でしょうね。
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展望側が連結側に来ているのは、おそらく安全対策だったと、どこかに書いてあったような気がしますが、どこか思い出せない。試運転をしたときは
浜←スハニ+ナロ+マイテ→今
スハニの荷室はナロ側
ナロのドアはスハニ側
マイテの展望室は外側
の写真が「江若鉄道車輛五十年」に掲載されています。奥野利夫氏の撮影です。
冷房電源は車軸発電方式KM−3形ですね。
帰路の写真がありません。どうやって送り込んだのか。皇太子殿下は3線区間を乗っていたのか…いろいろわからないことが多いです。
江若のディーゼル機牽引列車は暖房無しだったんですか?
今ほど報道されないし、写真も撮られてないので、8620に牽かれて送り込みされたのか、復路は回送だったのか、いろいろわからないことが多いです。
>江若のディーゼル機牽引列車は暖房無しだったんですか?
ウェバスト式暖房装置を備えていました。
http://www.kokyu-gr.jp/krpp/kojakphoto7.html