キハ1の車体へは行かずに、客車に手を付けました。
金属車軸プラ車輪の輪軸が入っています。台車はロストですね。
車軸径を測ってみます。1.5mmですね。改軌は内径1.5mmパイプを使ってゲージを拡げ10.5mmゲージにします。
バックゲージ7.4mmです。真ん中あたりで切ってパイプ車軸でつなぎます。
旋盤ないのでドレメルを動員して糸鋸で切ってヤスリ仕上げです。NMRA Standard HOn3 のバックゲージB=8.89mmですが、+側0.05mmまでOKなので、8.9mmを目指して内径1.52mm外径2mmパイプを切断します。
ドレメルにくわえてヤスリで少しずつ調整。8.9mm長さのパイプを4本つくりました。
無精して手近のニッパで車軸を切りましたが、刃が欠けなくて良かった。糸鋸で切った方が安心です。パイプの穴は接着剤用。
車軸をパイプに入れて瞬間接着剤を少量付けておきました。
HOn2.5→HOn3改軌で輪軸のデータは、
N=2.1mm
D=0.75mm フランジが高いです。Dmax0.58mmを超えてます。
B=8.9mm
T=0.5mm
K=9.4mm
フランジ外径7.2mm
車輪径5.7mm
コロガリ状況はボギー台車に組み込んでみないとわからないですが、台車枕梁も拡げる必要があるので、ちょっと手間がかかりそうです。