岡山近辺に行くならはずせないのが「池田動物園」です。しかし、その前に「大原美術館入場券付きセットツアー」なので、ここは行っておく必要があります。
ホテルの朝、ロビーに置いてるプラレール、Hikari Rail Star で遊ぶ。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
ホテルの送迎バスで倉敷駅前へ行きます。
適当に歩いてこんなところとか…
こんなところとか…
セットの入場券を使いました。
倉敷駅へ戻って適当に昼食して、普通電車で岡山へ戻ります。
岡山駅西口からタクシーを使いました。 入場料、JAFメンバー割引が使えた。
すぐにお立ち台があります。 この右側に…
これが保存されています。 井笠2号機関車に牽かれるようにして、西大寺鉄道ハボ13とワボ3が線路上にならんでいます。
保存編成の先頭はコッペル井笠鉄道2号機関車ですがなぜか3のナンバーがついています。井笠鉄道は762mm軌間で、後ろの西大寺鉄道の客車と貨車は914mm軌間ですが、静態保存なのでうまいこと並べて編成になっています。
サイドのコッペルプレートの下には「井笠鉄道株式会社」の白文字が入っています。動物園で保存するときに書き込まれたのでしょうか。
こちらからは植栽があって撮りにくいのですが、コッペルの後ろ姿です。
コッペルの下回りを後ろから。灰箱でしょうか、フタがあいてます。黒のペイントでしっかり覆われています。
上はコッペル762mm軌間、下はハボ13で914mm軌間。レールを「ぐい」と曲げてあるのですが、上から見てそれほど違和感なく拡がっています。
左側、井笠鉄道の連結器高さは501mm、右側、西大寺鉄道の連結器高さは457mmで、44mmの差があります。自動連結器ならナックルの部分で吸収できそうな差ですが、ピンリンク連結器では開口部に44mmの差があると連結は無理な感じです。それにまして、ハボの端梁が劣化して連結器の重さで垂れ下がってきているので、アングルで手スリと接続して落下防止措置をしているようです。
コッペルの屋根上です。真ん中でつないでいるのでしょうか? 屋根板に穴があいたりはしてないようです。
ハボ13号の全景。窓枠がほとんどないので、現役当時と違った雰囲気になってます。
外側の劣化状況からは意外なほど車内はキレイですね。屋根が劣化してないのが不思議なくらいです。西大寺鉄道現役当時の貴重な写真が展示されています。シートは座面も背スリも板張りです。現役時代は座面がビニル貼りクッションだったようなので(湯口徹著レイル29号P37)、車内は修理や張り替えを施されているようです。
ハボ13の台車。スポークではなく穴あきプレート車輪です。
ハボの屋根です。上屋根にねじれなどはありますが、比較的良い状態かも。
ワボ3の全景。ハボもですが、下半部の方が劣化が進んでいます。乗車自由なので、動物園に来る子どもたちの遊び場になっています。劣化の進む原因の一つではあります。
ワボの台車。ハボと同じ仕様かな。
もっといっぱい写真を撮りましたが、掲載はこのくらいにしておきます。
フラミンゴをさわったり…
クジャクが拡げるのを待っていたり…
予定では池田動物園から後楽園へ行くつもりでしたが、タクシー移動でも時間がかかりそうだったし、園内を見る時間も短くなりそうだったので、後楽園は中止して岡山駅へ戻りました。
そうすると予定より時間が余るので、早く帰ってしまおう、ということで、みどりの窓口で乗車変更。
帰りの車窓も重要なポイント、阪急千里線の工事です。
阪急千里線。向こうに淡路駅があります。高架脚はもっと上へ延びるのですね。
乗車記録
山桃花=送迎バス=倉敷
倉敷12:47普通クモハ115-1550岡山
岡山15:20のぞみ34号786-1220京都
京都16:27湖西線区は111-7709山科
山科16:45東西線5616醍醐