2019年11月21日

訃報に接する

ストラクチャ-系のメーカーであるClassic Storyの山川氏が11月7日に亡くなられました。1/87のストラクチャーを多数出されていて、レイアウトやモジュール製作をより身近にさせてくれる商品群でした。供養の意味も込めて、先日の買い物で同社製品をいくつか購入させてもらいました。

今月発売の鉄道模型趣味誌には、TMS創刊3人組のラスト、赤井哲朗こと石橋春生氏が去る10月13日に亡くなられたことが掲載されました。昨年に体調を悪くされているという情報は耳に入っていたけれど、TMSが新体制へ移行してから、赤井氏ご逝去の報がこんなにはやく掲載されるとは思わなかった。小学生でTMSを読み始めた頃はペンネームであることは存じ上げませんでした。

20日夕方には訃報メールが届きました。関東合運でお世話になっているグループ軌道線の中澤 寛 氏です。パソコン通信ニフティサーブの時代からの知り合いですが、実際にお会いする機会は年に1〜2回程度の運転会だけ。しかし、オンラインでのお付き合いでは密度の濃い情報交換をしていた友人となります。ここ数年は情報発信の場をFaceBookを中心にされており、自分は中澤さんの記事を読むためにFBを始めたものです。
1999年グループ軌道線を立ち上げられ、京阪の京津線電車を制作される段になって、私の撮影した屋根上写真や床下写真から、いろいろ詳細な情報交換をするようになり、関東合運ではホイホイレイアウトの展開シーンを撮影させていただきました。運転会の撮影では、後で掲載時のことを考えて、なるべく人を入れないように撮影しているのですが、なぜか中澤さんのところではよく登場されています。
ここでは、私が撮影した関東合運写真の中から数枚掲載しておきます。

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ホイホイを組み立てる中澤氏  2004年2月28日

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ドアを開けた金魚鉢  2004年2月28日

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ホイホイレイアウトに京津線80形をのせる中澤氏  2005年3月19日

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ホイホイレイアウトの前でコントロールをする中澤氏  2007年11月11日

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NMRAコンテスト トラクション部門受賞展示の前での中澤氏  2010年10月9日

お得意のドア開け動画です。  2011年10月10日

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ホイホイはシーナリィ付モジュールに進化している  2013年10月14日

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ドア開け、ステップ下げシーン たまでん200形  2016年10月8日

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ギミック満載の軌道系車輛が走る「グループ軌道線」の出展  2018年10月7日

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軌道線の中澤氏と城北鉄道クラブの馬場富士夫氏が会話する  2018年10月7日
手前のPCにはDCCで解放するカプラーの動画
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謹んで哀悼の意を表します。
タグ:動画 DCC
2019年11月21日 23:00 | コメント(2) | 管理人ノート
この記事へのコメント
中澤氏の訃報については、昨日の夜にツィッターで知って驚きました。 路面電車という同じテーマながら私とは違うアプローチにいつも刺激をもらいました。 今年の芸術祭で10数年ぶりにリアルにお会いして話をしたのに・・・ 残念であります。
Posted by ム at 2019年11月22日 21:58
出展側になるとお互いに話す時間がとれず、今年の関東合運には自分が参加できなかったので、Facebook上で塗装についてやり取りしたのが最後になってしまいました。
トロリーでドア開けとかポール上下とかされていましたが架線はやらないとか、ムさんとは異なるコンセプトでしたね。
Posted by ヤマ at 2019年11月25日 12:00
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