2020年01月05日

デコーダ交換

本日も、ご希望により、お出かけモードになって、模型の時間はなかなかとれません。そんな状況でもキハ回しの試運転を行いましたが、いくつか問題発生。

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キニ56の動作がおかしい。ヘッドライト点灯切替はできるのですが、モータが回らず走行できません。デコーダの走行回路に問題が発生なのか?

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開けてみて、いろいろやっているうちに、デコーダを押さえると走行することがわかりました。リード線か回路か、はずしてデコーダの被覆を剥がしてみないとわからないし、とりあえずデコーダを交換することにしました。昨年の池袋芸術祭でリード線切れになり、クラブメンバーに修理してもらったDZ123に交換です。絶縁被覆がないので、アセテートテープを巻いておきました。
kadee#711の解放動作も不調で、カプラ後部がラジエータに当たっているようです。#711の方はバネの関係もあってあまり短く出来ないので、ラジエータの方を少し彫り込んでカプラの動きを確保しました。
ウエイトを少し増やして自重が112g→124gとなりました。もう少し重い方が良いと思われますが、いずれはサウンドデコーダを搭載したいところなので、そのあたりの対応も考えてこのくらいにしておきます。

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スプリングポイント機能を使って行き違いやキハ回しをしていますが、ペーパー車体のハフ3に問題があります。トングレールをフランジで押し開き、ポイントを割り出す形で通過するのですが、車重が軽いために十分押し開くことができず、トングレールに乗り上げるようになって脱線する場合があります。カプラーヘッドも傾いているようです。
動力車では問題ないのですが、ある程度車重がないとポイントのバネに打ち勝って押し開くことができないようです。非動力車でも金属製車体のハフ32は押し開くことができます。ハフ3の車重は83g、ハフ32の車重は110gです。またハフ3の履いているTR27はWBが17.3mmになっており、ホイールベースが短いことも関係しているようです。

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トレーラの重量についてはNMRA の規格に RP20.1 Car Weight というのがありますね。 PDFで開きます。それによると、HOでは車体長Lmmに対して 28.35×(1+0.0197×L)グラム という式になるようです。このあたりはK氏のブログ TransPacific Railroad の少し古い記事に掲載されています。ハフ3の車体長は123mmなので、計算すると 97g という結果です。規格はHO用なので、HOn3.5では少し異なるかもしれません。
そこで95〜100g程度を目標に、鉛板を積載することにしました。1枚ずつ増やしながら、スプリングポイントの通過状況を確認していきます。2枚載せたところで100gを超えてしまいましたが、スプリングポイントの割り出しではトングレールに乗り上がって脱線します。フランジでトングレールを押し開くには、結局4枚重ねて積載。車重は118gとなりました。NMRA推奨値より重くなりましたが、スプリングポイント割り出しの動作優先ということで、重さを感じるハフとなりました。

運転ボードでキハ回しは、試運転と車輛改造の繰り返しとなってしまいました。
2020年01月05日 23:00 | コメント(0) | 1/87・12mm
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