ポール時代の京津線で、自分の撮った古いモノクロ写真に色を付けてみました。WEBサイトへファイルを送り込むだけで、カラー化して出力されるという、面白い時代になったものです。いくつかサービスサイトがありますが、次のURLのところを使ってみました。
対象となる写真ですが、まずは屋根上写真を撮りに行った上関寺駅です。
1968年4月21日撮影 国道1号線から俯瞰 260形一次車片開き両運タイプ
黄と赤の京阪特急色時代です。目的が屋根上だったので、屋根色は良い感じに出ていますが、今回は方向板に注目したいところ。しかしハッキリとはわからない色になってます。
1968年4月21日撮影 石山寺行き急行 307-308 御陵−山科
東海道線北側築堤下です。これは床下機器をねらったので、方向板は日陰になって暗く、黄色地のようにも見えてしまいます。
次は1970年8月、パンタ化前の御陵駅付近です。
石山寺行き急行260形四次車281+282 と 三条行き普通80形 御陵駅
良い感じの色つき写真になりました。しかし、方向板の色を分析するには小さい…水色地に見えなくもない。
石山寺行き急行260形四次車285+286 御陵−山科 旧東海道踏切
右側家屋の庭木は良い色の葉になっていますが、黄色の発色が今ひとつです。方向板はわりと大きく見えますが、地色はわからないです。そうか、水色でなくグレイ地ならこの程度の色なのかもしれません。
しかし・・・ご存じかとは思いますが、色は、形と位置から推定(AI:機械学習の結果)して、形と位置から判断の付かない部分は、辻褄を合わせているといったイメージと聞いています。単純に言うと「空は青」「草木は緑」「人間は肌色」などなど・・・をベースに、調色していくようです。なので、形から判断出来ないモノは・・・???ですね なのに、車体の朱色が出ているのは、凄いです! 方向板は、超難関でしょうね。
樹木とか人間とか自然物が多い方がうまくいくようです。4枚目は画面6割くらいが電車なので、色が出にくいですね。2両目の赤が良く出ています。
前面だけトリミングしてやってみましたが、下半が青系になって淡路交通みたいになりました。
AIに学習させた画像では、電車っぽい形のものは、青が多かったのかもしれませんね〜
それは、それで興味深いです。