ネガスキャンに使っているネガフォルダですが、曲がり癖のつき始めているネガをはさむときに、なんとか平面性を保てるようにできないか考えてみました。下に凹形はさんでやっていたところ、曲がりが強くなってスキャナのガラスに触れていたようで、ニュートンリングが出てしまったものがあります。また、上に凸ではさんでいると、曲がりのためピントがずれていることがあります。
引伸機でガラスネガキャリアではさむ方法がありますが、それに近い案です。
ガラスではニュートンリングが出る可能性があるので、透明プラ板で押さえつけたらどうか、ということで0.4mm厚さのPET樹脂をカットしました。
フィルムの厚さは0.15mm程度ですが曲がり力はかなり強く、0.3mmではネガの曲がり力に負けて浮き上がることがあります。0.5mm厚でもやってみましたが、全体厚さの関係なのか押え板側に負担がかかるようで、微妙な厚さ違いが影響するようです。透明プラ板の材質も影響あると思われますが、とりあえず手持ち品でやってます。
わりと良い状態に収まっています。スキャン中に熱の影響でネガの曲がりが強くなるので、その影響はどうなのか、というところです。
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