4月24日土曜日、所属クラブの NetMeeting 、第53回です。
人数が多くなってきたようです。
江若鉄道の沿線スキー案内書の続きです。
「江若ガソリンカー内のスキヤー」というキャプション付きのイラストがあります。
昭和13年〜14年のカレンダーが掲載されています。
当時の車輛状況は、キニ1〜13の内燃動車が活躍しており、キニ1〜3はButaBudaBA-6、キニ4〜6はWaukesha6RB、、キニ9〜13はGMF13のガソリンエンジンを搭載、キニ4〜6、キニ9〜13は18m級の大型内燃動車、キニ7〜8はメルセデスベンツのOM-5Sディーゼルエンジン搭載のディーゼルカーでした。
イラストでは一段窓クロスシート、妻面4枚窓で描かれており、これに該当する実在車はなかったので、まイメージということで。
大阪 BK放送局で積雪量放送したり、懸賞金参百圓で宣伝用写真を募集したり、情宣活動もさかんです。
スキーのための大幅な割引運賃が設定されていたようです。
江若線特別運賃は、濱大津−近江今津間の往復で1圓54銭となっています。
昭和13年の濱大津−近江今津間通常運賃は、時刻表によると片道1圓27銭、往復1圓91銭でした。冬にスキーで往復利用したら、通常運賃往復の1圓引きになっています。
訂正 2021.04.27
キニ1〜3のエンジンを 「Buta」と記載しましたが、やはり「Buda」の間違いのようです。「ブダ」であろうという認識はあったのですが、「江若鉄道車輛五十年」P83に、Buta という記載があったので、疑問には思いながら引用して記載しました。
ブダについては「アメリカ型鉄道模型大辞典」↓を参照ください。
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コメントありがとうございます。
汽船もスキー船に力入れてたようですね。
もし横になれるなら船の方が楽なのかも。