2021年07月09日

山陰本線126Dのこと

Webページ「汽車のけむり 8」を更新しました。

山陰本線京都口のC57を撮影に行ったときのページですが、その中のNo.9で掲載した亀岡発京都行126Dのことです。列車はグリーン車入り急行用車両編成を使った朝の通勤用列車です。いわゆる急行車の「間合い運用」というやつですね。
時刻表には亀岡始発で掲載されていますが、亀岡で列車を仕立てる設備などはないので、おそらく京都から回送で送り込むか、園部留置車を亀岡まで回送するか…くらいと思われます。
小菅一己氏の小写真集「蒸気機関車 保津峡」にダイヤが掲載されていますが、亀岡への回送スジは範囲外のようです。
20210709a.jpg
小菅氏にそのことを質問していたのですが、先日、当時のダイヤの複写を提供していただき、126Dの運用を推察できる回送列車の存在を確認することができました。
京都5:00 → 亀岡5:40 で送り込み回送されています。126Dは亀岡7:15発なので、その時間まで1時間半ほど亀岡駅で留置となるようです。当時の亀岡駅には中線があったので、そこへ留置しておくことが可能ですが、中線にはホームが無いので、中線から本線へ一旦引き上げて、上り京都行きホームに据え付けていたのではないか、と思われますが推察の域です。
小菅氏は蒸機牽引列車の撮影が重要で、そんな気動車のことは気にしたことも無いということでした。

直接リンクはこちら↓


2021年07月09日 23:00 | コメント(2) | お知らせ
この記事へのコメント
記憶だけですが、車両は奈良線の白浜行急行の間合い(始業前)のアルバイト?運用ではなかったかと思います。向日町(梅小路)の所属だった気がします。山陰線急行編成(福知山、豊岡)は、全部日帰りだったと記憶していますが。
Posted by 加地一彦 at 2021年07月11日 06:41
>加地一彦さん
初めまして、貴重なコメントありがとうございます。
山陰線の急行は早朝、北部の方を出発して京都へ向かい、夕方戻っていくダイヤになっていましたね。全部日帰りで組んであったのですか。
奈良線の白浜行き急行だと「しらはま」ですね。なるほど、朝の客車も向日町持ちなので、間合いの気動車も向日町ということですね。
もう少し調べてみたいと思います。
Posted by ヤマ at 2021年07月11日 23:38
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。