岡山臨港鐵道の写真は掲載作業を終わっていますが、夕張鉄道から水島臨海鉄道を経由して岡山臨港鐵道へきた7000形気動車の変遷を図版にしてみました。
RM LIBRARY 197 岡山臨港鐵道掲載の竣工図を加工しています。
252 と 253
301 153 302 夕張の急行編成
夕張鉄道キハ301、302は編成を組むことを前提に一方が湘南形一方を切妻貫通形で簡易運転台付きとしています。ナハニフ150形をはさんで3両編成で運転されていました。
夕張鉄道キハ252,253は両前面とも湘南形2枚窓非貫通両運車でしたが、252は事故で改造を受けて切妻貫通化されています。253は事故ではないですが252と同じく一方を切妻貫通化され、結果的に252.253.301.302は同形車体になってしまいました。岡臨には3両がやってきましたが、車体と床下の関係を見るとエンジンと駆動軸が3両とも異なるものとなっています。
ナハニフ153は南岡山の側線で長らく放置状態になっていました。いつ廃車されて解体が行われたのかわかりません。
参考文献
RM LIBRARY 197 岡山臨港鐵道 寺田裕一著 ネコ・パブリッシング
レイル No.21北線路 湯口 徹著 プレス・アイゼンバーン
レイル No.29瀬戸の駅から 湯口 徹著 プレス・アイゼンバーン
RailMagazine No.11 ローカル私鉄・独り歩き8 寺田裕一著 ネコ・パブリッシング
消えた轍1北海道 寺田裕一著 ネコ・パブリッシング
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