運転会で問題があった車輛の対応続きです。ハフ5の輪軸のバックゲージを狭くする作業をしました。
ハフ5はフクシマの東野鉄道キハ20キットをそのまま組んで、エンジンを搭載せずに客車にしただけのものです。輪軸は10.5mm径スポーク輪芯プレーン軸です。フクシマ製なのか日光製なのかはわかりません。
単軸台車はダイカスト製で、軸の回転は少し摩擦が大きい感じがあります。軸穴は特に何も加工なしで組んでいました。
測ってみると B〜B=14.8mm T=0.6mm N=2.4mm
FineHOの規格に近い製品です。日光モデルのパワートラック輪軸も同じ寸法です。
車輪を押し込んでバックゲージを14.5mmに近づけるようにします。こんな方法が適切かどうかわかりませんが、すぐにできそうで思いついた方法でやってみました。輪軸自体が押し込める構造なのかもわからないです。
すこし手ごたえがあったので、そこでやめて、軸を逆にしてまた押し込んでみました。
14.6mmになっていました。これでヨシとしましょう。
軸受けの軸穴をドリルでさらっておきました。転がりが良くなったように思われます。
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実はもう一つ原因と思われるのが軸受けの固定で、2軸が平行になっておらず4点でレールに接していないようです。押さえてみると少しがたつきを感じます。
これをなおすには3点支持に改造が必要なので、今回はバックゲージ狭めの効果があるか確認します。
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Cタンクでハフ5だけ牽いて周回。脱線はしなくなりました。若干不安な動きがありますが、軸のねじれが原因ではないかと思われます。
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3両牽引して周回。
バックゲージ変更の効果はあると思われますので、同じ輪軸のハフ107もやってみようかと思います。