Kadeeの研究、続きです。
HOn3用の#705をHOn3.5で使えるかどうか、トリップピンをパイプで延長という案が出ているのですが、ひとまず取説の図面で検討してみます。
Kadeeの#711 Instructions と #705 Coupler Instructions を利用して図を書こうとしましたが、#711 は#714と共通の図を使っており、トリップピンの高さ寸法だけが異なるように書かれています。
#711 のinstructionのFig11は#714、Fig12は#711を示しているのですが、同じ図を使っています。これでは#711のトリップピンの状態がわかりません。そこで、MODELS IMON サイトの#711を見ると、IMONの著作権入り#711の図がありますので、これをお借りすることにしました。
IMONから#711 と Kadeeから#705 の図を借りて、トリップピン下をそろえて向かい合わせで並べ、寸法をmmで入れてみました。#711のカプラーヘッドは#705を左右反転して使用、#711のトリップピンには直線の部分があるので、図面を加工しています。#705のヘッドの方が若干小さいのですが、厳密な尺度は合わせてないので、加工の検討用という程度で見てください。
実物を図と同様に並べて見ました。
さて、#705 をHOn3.5 の高さに取り付けたらトリップピンはどうなるのか書いてみました。
実物を図と同様に並べて見ました。
#705のトリップピンをパイプでつないで延長し下へ下げるという加工をすることになります。#705のトリップピンはΦ0.8なので、内径0.8外径1.0の真鍮パイプでつないでみるという方法です。#705のトリップピンを長くするにはパイプに入れる直線部が必要なので、曲がっているピンを途中でカットしてつなぐのではなく、少し直線に曲げ直してからカットする必要がありそうです。
曲げ直しとパイプを並べて見たものです。
それからパイプの中を空洞のままでつなぐと強度的にどうかという懸念も出ていたので、空間を埋める程度の短い線材を入れておく、という方法をやってみようと思います。パイプの長さをどのくらいにするかも難しい要素です。元のトリップピンとのはめ合い長さもある程度必要です。
で、とりあえず作ってみるしかないのですが。
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