ユニジョイナー改善効果ですが、KATOのNゲージユニトラックではどうなのか調べてみました。
NゲージユニトラックはR216の小判型エンドレスです。
給電側をはずして一周の線路抵抗値を測ってみます。
古いタイプの燐青銅製ユニジョイナーがありましたので、試しに全部取り替えて測ってみました。
R216の内側レールでは5.1Ω程度となりました。
同じく燐青銅製ジョイナーでR216の外側レールを測ってみます。
9Ωほどになりました。ポイントが関係しているのでしょうか。
標準的な洋白製ジョイナーに取り替えて測ってみます。
R216の内側レールは5.5Ω程度となりました。
燐青銅製ジョイナーとあまり変わりません。
洋白製ジョイナーでR216の外側レールを測ってみます。
5.5Ω程度となりました。ポイントの影響はないのかな。
洋白製ジョイナーに真鍮帯板を挟んだ改善ジョイナーに交換しました。
R216の内側レールで1.2Ωとなりました。
これは改善効果が大きいようです。
同じく改善ジョイナーで外側レールを測ってみます。
2Ωくらいを示しています。
TILLIG線路に比べてレール断面積が小さいので、真鍮帯材の底面接触による改善効果が出るようです。