ひととおり修理した客車ですが、勾配開始点での連結器の状態を確認してみることにします。
運転ボードの路盤の下に、あり合わせの角材を押し込んで勾配を作ってみました。
9×15の角材を使ったので、9/166の勾配になっています。
54.2‰程度の勾配になりますが、勾配の変更点での動きを調べます。
35系と10系の連結ですが、何とか引っかかっているようです。
勾配を登る方向へ進んで行きます。
進んでいくと10系が上で次の35系が下になった状態です。
ここでも何とか引っかかって牽引はできる状態です。
上の状態から前後動があると、連結器が食い込んでしまい10系が持ち上げられて脱線してしまいました。
実験でなく正規に線路敷くならこんな急激な勾配変化にはしないですね。
しかし、組線路の場合は床面や机の凹凸の影響を受けることが多くなります。
勾配はつけてない設計のレイアウトでも、気付かずに急な変化がついてしまうことがあります。
H&Yレイアウトの線路はどうだったのか、また機会があれば再挑戦してみます。
あっと、カプラーナックルの横筋目入れはまだやっていません。
