2011年01月10日

南薩客車の整備

 南薩型ハフ56の下回りのガタつきですが、車体側にも少し原因があり、床板のねじれを直しても車体に止めてしまうとガタつきが出てしまいます。そこで軸受を3点支持に改造することにしました。
20110110a2.jpg
 元の軸受には中央に穴があいていますので、それを利用することにします。床板には対応する位置に1.1mm穴をあけて1.4mmタップを立てます。手持ちに内径1.4×外径1.7のパイプがあったので、1.2mm程度の長さに切ってスリーブとします。内径1.5×外径3.0×t0.3のワッシャを用意します。

20110110b2.jpg
 軸受けと床板の間にワッシャをはさんで、1.4×4ネジにスリーブをはめたものでネジ止めして出来上がりです。反対側の軸受けは4カ所で床板にネジ止め固定です。これで車体と床板のねじれは吸収できて、車輪がレールに接地するようになりました。
2011年01月10日 22:50 | コメント(0) | 1/80・16.5mm
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