
こちらはヤードにならぶ有急の車輛たちです。模型誌に掲載された由緒ある編成もあります。

KATOユニトラックR790とR730の複線ですが、25m級の新幹線でもカーブで当たることはなくラクラクです。駅にはホームがつくられていますが、そこもクリアできることを確認しました。

ドローバーがつなぎにくいので、6両といえども編成にするのに時間がかかります。やっとエンドレスを走り始めることができました。6両連結で動力車は1両、KATOのN用パワーパックで十分コントロールできます。勾配のないエンドレスなので登坂力はわからないです。

有急の電動貨車や救援車の横を通過する0系です。しかし、このあと問題が発生!
快調に走り始めたと思いきや、まず連結面間隔が合ってないところがある、と指摘されました。なるほど、つながってはいるのですが、ドローバーが奥まで押し込まれていなくて、連結面間が長くなっています。給電もとぎれているようでテールライトが点いていません。しかし、押し込んでみてもなかなか入らず、結局線路から浮かせ傾けてドローバーを指先で押し込んでなんとか連結できました。
次に発生したのが脱線です。右上のカーブで先頭車の先頭台車後軸が何回も同じように脱線します。なんとそこにはカントがつけられていたのです。ユニトラックの下にボール紙を差し込んだだけの簡単なカントでしたので、すぐにはずせば通過できるようになりました。台車側枠が枕梁に対して固定されているので、カントのようなねじれには対応しきれないようです。どの程度のねじれまでならOKなのか実験の必要がありそうです。

比較のため有急の新京阪P-4形4連と並べてみました。P-4は1/80です。新幹線は1/87です。長さはP-4が2両分で新幹線1両分くらいになります。

前から撮ってみました。実物の軌間は両方とも同じ標準軌です。P-4は車体1/80で軌間1/87のモデルです。車体の縮尺を1/87でそろえると、P-4は1割ほど小さくなり、それほど小型の電車ということです。
新幹線0系を箱にしまう時間になりました。取説では裏返してドローバーのツメの部分をピンセットなどでつまんで外すよう書かれています。無理な引き抜きをすると連結がゆるくなると書かれています。このはずし方で連結したドローバーをはずすのは、編成ごと横倒しにでもしないとできません。持ち上げて下側にカギ型ピンセットを入れることも考えましたが、他の車輛はつながったままなので作業は困難です。
結局私は引き抜いています。片方抜けるのでそれから残った方は裏返してはずしています。
走行に関してもう少しテストしてから、デカールやシール、ワイパーの作業をしましょう。
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