2011年07月26日

プルマングリーン6

中村製のHOn3客車です。

3種類のデカール材の比較ですが、見た目では台紙の色や厚さはほぼ同じような感じです。デカール本体の性能は作ってみないとわかりません。いくつか関門があるので、テストピースで実験してみることにします。

20110726a.jpg
これはファインモールドの製品に印刷しました。紙用特色ホワイトで1回、紙用イエローで2回印刷しています。印刷回数は他の製品もそろえています。

20110726b.jpg
これはWAVEの製品に印刷しています。

ここでプリンタに不具合発生! 「インクリボンが切れたので印刷を終了します」とかのエラーが出てしまいます。しかし、インクリボンを調べてもリボン切れは発生していません。他の色でやってみても同様の現象・・・。マシンも含めて電源の再投入などをやってみましたが、同じエラーで止まってしまいます。
これは大変!! MD-5500はもう販売中止になっています。修理対応などができるのかどうか。とりあえずネットでエラー事例を探しているうち、センサー部をアルコールで掃除するという対応が出てきました。実際にはインクリボン切れてないのに、切れたと判断してエラーを出すのは、このあたりのセンサー部不具合の可能性も高いと考え、アルコールでお掃除対応をやってみました。
するとこれが奏功して復活!

20110726c.jpg
MYK DESIGNにも印刷できました。

文字に沿ってカットするのですが、台紙がわりと厚めなので、刃を入れる角度によりデカールのエッジが荒れてしまいます。残す方に定規をあてて少しずつ切り出しました。

20110726d.jpg
以前に色のテストに使った板に貼ってみました。上からWAVE、MYK、ファインの順です。軟化剤はソルバセットを使っていますが、特に溶け出すこともなく、3種とも同じような仕上がりです。もしかして同じ材質?

20110726h.jpg
数時間ほど風通しのよいところに置いて、貨車と一緒にオーバーコートをかけてみました。Mr.COLORの#182を薄め液でシャブシャブにして吹き付けています。写真の撮影角度ではわかりませんが、デカールベースは残っていて、帯状になっているのがわかる角度があります。そのあたりを比較するとMYKのものが比較的良い結果を出していると思われます。
 

2011年07月26日 23:45 | コメント(0) | 1/87・10.5mm
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。