
EF70です。1971年に大学のレイアウトですでに走っていたのを譲り受けたものなので、40年は経過している機関車です。車輪は2001年に全部交換しています。ギヤが摩耗して・・・というほどでもないので、少し調整して走るようになりましたが、R670でテストするとどこかショートするようです。原因部位をさがすのに時間がかかりましたが、インサイドギヤが床板に当たっているようなので、少し削ってクリアランスを確保してやりました。6番ポイントとR730くらいでしか走らせてなかったので、こんなところでショートするとはビックリです。

こちらはED76です。片方のモーターが回りません。しかし、よく調べるとモーターの不具合ではなく原因はインサイドギヤのようです。

結局残部バラしていろいろ調整してみました。モーターはちゃんと回りますが、ウォームギヤのかみ合いやインサイドギヤ、台車など相互の関係で、ねじ込み式車輪がゆるむような力がかかり、最終的に車輪が回転しなくなり、ウォームホイールがゆるんだりしてモーターに影響を与えていたということです。一つずつ順番に組んでテストすると動くのですが、最終的に台車をつけて床板のボルスターに止めると不具合が発生します。インサイドギヤに微妙なねじれがあるようですが、うまく調整がきかなくてインサイドギヤ、台車、ボルスターの相互の関係が影響しているようです。
何とか回るようにはなりましたが、方向によってカタカタと異音が発生しています。あまり時間をかけてもそれほどの改善が期待できないので、そのまま組んでしまいました。長時間走行すると何か影響が出てきそうです。